12月16日(月)
ものすごぉぉぉくご無沙汰してしまいました。
出演の公演が長かったとは言え、読んでくださっている
方々には申し訳ありません。

先週の日曜日を持ちまして、
ようやく長かった「ロストインヨンカーズ」の全日程が
終了しました。

お越しいただいたお客様、本当にありがとうございました。

人気の演出家、俳優陣とは言え、
決して安くないチケット代も、ものともせずリピートして
くださったお客様もいると聞いて、驚くとともに感謝の
気持ちでいっぱいです。

しかも、私の出演時間ときたら、2時間20分お待たせして
わずか25分。

自分の演劇史の中でも、これは最遅、最短の記録です。

お話を戴いた時に心配だったのは、役がどうのというより、
この出番でフラストレーションなくやって行けるのだろうか、
ということ。

それに三谷さんもパンフレットに書いてらっしゃったように
「この役はいるんだろうか?」と思わせるくらい、
描かれ方が大雑把な感じでした。

その代りというのか、ほかの家族の面々が1幕からずーっと
私についてしゃべってくれている。

そしていざ出て来た時には、あんな喋り方。

どうやって成立させようか、演出家ともどもかなり
試行錯誤しましたねえ。

息を吸って喋る方法も、いろいろ試して
ボイストレーニングの先生のところまで行って
相談もしましたが、結局、素直に息を吸いながら
しゃべる方法に落ち着きました。

東京パルコでは、その加減がうまく行っていて、
ガートが喋る度に笑いが起こっていましたが、
地方に行くと、舞台上のほこりを吸いまくり(笑)、
旅の疲れも手伝って、声に荒れが出始めたので、
横浜で出演する前にメンテナンスをしたら、
今度は妙に出しやすくなって、私の肉体にとって
それは普通のことになり、
「あれは吸ってるの?吐いてるの?」と聞かれる
くらいにまでなってしまいました。

人間、何事にも進歩というものがあるのだと
感心しました。

別にこの技術を向上させたからと言って、
将来の仕事に役立つような気はしませんけど(笑)。

それにしても、声も含め、出番待ちも含め、
いろいろ勉強になった公演でした。

公演中に80歳のお誕生日を迎えた草笛さんと
ご一緒できたのも刺激的でした。

また、10数年前にドラマで共演した中谷美紀さんと
一緒だったのも楽しい経験でした。

上は80歳から下は20歳まで。

とかく最年長になりがちな現場の多い中、
こんなチームで長く公演を打てたのは本当に
貴重な体験です。

それに、地方公演と称して、家庭のことを夫や娘に
任せて、単身ホテル住まいができたのも、
久々の羽伸ばしとなりました。
帰宅後の、家庭や家族の温かみのありがたかった
こと!

それを感じられただけでも、長かった公演を全うした
かいがありました。

そして、そして、たくさんのお客様に支持していただいた
こと!

あんな出番でも、ちゃんと心待ちにしてくれて、
感想を寄せてくださった方々、本当にありがとうございます。

来年も舞台やります!
ひとつは4月、もうひとつは8月頃の予定です。
時期が来たら公表いたしますので、
どうぞご期待ください。
そしてまた長野里美を応援してくださいねっ!


10月1日(火)
本当にご無沙汰になってしまいました。
もう10月。

今日は都民の日。
’おついたち’にはなるべく訪れるようにしている神社では
豊穣を祝うお祭りが毎年10月1日にあって、今日も
笛や太鼓でぴーひゃらら。
学校が休みな日もあるらしく、屋台が子供たちでにぎわって
いました。

今日は劇場入りの前日なので、キャストは休みです。

今日休んでおかないと、10月の休演日はほかの仕事で
つぶれてしまうので、ゆっくりしようという気持ちでしたが、
とりたてて何もしないまま、もう夜。

ほんとに一日は早く、人生は短い。

それでも、私はこの「ロストインヨンカーズ」に出演することで
毎日楽しい日を送らせてもらっています。

実は、私の出番は少ないんです。
ニール・サイモン戯曲集は出版されているので、ひょっとしたら
あらかじめ観劇前に読んでいる方はいらっしゃるかも
しれませんが、そう、あの姉さんの役が私です。

今までの舞台経験とあまりに勝手が違うので、
かなり戸惑いました。
純粋な演技以外のところでも、どうすべきか、かなり迷い
ました。

稽古場での調整は終わりましたが、芝居はこれから。
舞台に上がって、お客様の前で演技して初めて分かることが
いっぱいあるはずです。

そして今回は、やるほどに発見していくことが山とあるはず。
自分の役でも、物語全体でも。

楽しみです。

それにしても、今回は気持ちのいい人たちに囲まれて
楽しい思いをさせてもらっています。
私は最初、迂闊に振る舞えないぞ〜とネコを被っており
ましたが、最近では「地」を出しつつあり、
うっかりイエローカードが出ないように時々自分を戒めます。

パルコで、またほかの劇場で、
皆さんにお会いできる日も間近です。

元気で、まだ「ばかばかしい」長野里美を見てくださいね!


8月4日(日)
いつの間にか8月になっていました。

変に湿気の多い、じっとりとした夏。
それでも蝉は命を燃やす如く一生懸命鳴いています。
今年も「原爆」を思い出す8月がやってきたんですね。

娘が中学校に上がり、
私の日常は劇的に変化しました。

この12年間、あんなに待ち焦がれた「自分の時間」が
ごっそり戻ってきたのです!

もちろん、夜のお出かけはお父さんがいる時に
限ってはいますけど、
それでも以前は「誰と・どこで・どのくらいの間」を
はっきりさせ、それを死守しなくてはいけない不文律が
ありましたが、それさえも大体のことを守っていれば
かなりテキトーに、いや自由に、外出できるように
なったわけです。

尚且つ!
お父さんがいれば、食事を用意していかなくて済む
ようになったという、この涙がほとばしりそうな事実!

これは子育てが進んでいるとともに
夫育て(?)、いや名誉のために、
夫育ちが進んできたと言えそうです。

やかんを火にかけて、お茶を入れることすらしなかった
彼が、私が留学中も絶対に外食で済ませていた彼が
ちょっと私がいないと、
否、私が家にいても、気分が乗れば、
台所に立って簡単な料理をしてくれるようになったのです!

ああああ、ここまで来るのに、何年かかったでしょう。
ほぼ、子供の半分自立と一緒でした。

そのうえ、父と娘はかなり仲良しで
娘の趣味や将来への道をなんとか応援してやりたい父は
あの手この手を使って、娘の役に立とうと精一杯。

小さいときから
パズルが好きだと言っては、次から次へと買ってきて
家に溢れさせたり、
ドラゴンボールやワンピースにはまったと知るや、
漫画や小説を紹介したり、
自分の凝り性を娘に伝染させるべく、活躍していた
父親でしたが、今もそれは品を変えて続いているのです。

今は、それはアクションムービーとなって、
二人は年がら年中、そのDVDを観たり、話したりして
盛り上がっています。

その間、私はひっそりほかの部屋でお茶でも飲みながら
「自分の時間」が持てるという寸法!

夢のような時間です。

さて、しかし、この夢の時間を突然与えられた時は
実は少々戸惑いました。

あれ、私って暇!?
という錯覚に陥ったのです。

確かに仕事がない時は、
いつものように主婦の仕事を適当に切り上げると
あれ、何すればいいの?と周りを見回してしまった
ものでした。

しかし、そろそろ「準備の季節」。

10月から久しぶりの長丁場の公演です。
しかも三谷さん。しかもニール・サイモン。
9月には連ドラの撮影も控えています。
何回かの出演ですが。

いつかバレエの先生がおっしゃっていましたが、
「自分の好きなことをやろうと思ったら、
やらなくちゃいけないことのスピードを上げなくちゃ
ね!7倍くらいに」

7倍は無理かな。
お茶碗落として割ってしまいそう。
せめて2倍か3倍のスピードで、トライ!

暑さを乗り切って、素敵な9月を迎えましょう。

5月20日(月)
若葉の萌える、大好きな季節です。

けれど、気温が高くて夏のような湿気があったり、
あまりにも陽射しが強かったりすると、
すぐに「やれやれ」と気持ちが萎えそうになるのは
どうしてでしょうか。

五月病というものが、
世間にいまだにあるのかわかりませんが、
あれは4月に進学・進級・転勤などがあって、
環境が変わったのについていけず、
心身が拒否反応を起こしているものだと
思っていました。

でも、それだけじゃなく、
この「いい季候」に因るものでもあるらしいです。

実は、自殺率が高いのは
じめじめと陰気な天気の日でなく、
きれいに晴れ上がった日なのだそう。

ぽっかりと綺麗に晴れると、
内側の空洞が余計に晒されてしまうのでしょうか。

それとも晴天の日には、
どこも家族連れや恋人どうしの楽しそうな語らいが
目について、余計に自分の孤独感が増してしまう
わけでしょうか。

どちらにしても、五月病も似たりよったりかも
しれません。

自分の内部が、外側の輝きに足りていないと知って
人は落ち込んでしまうのかもしれません。

本当に人の気分ほどあてにならないものは
ないですね。

ささいなことで気持ちが上がったり下がったり。

これと言った原因もなく、内側から腐ってくることも
たまにあります。

そんな日は大体朝から分かるので、
最近は、目覚めのいい朝を迎えようと、
夜寝る前に自分に魔法をかけることにしました。

「今日もがんばったね〜。えらかった!」と
自分をほめたり、
「大好き!」と自分を抱きしめてみたり、
体のどこかが痛い時や辛い時には
その部分に手を当てて、
「がんばってくれてありがとう!」とねぎらったり、
目を閉じて、近い将来、自分がこうなりたいの図を
頭に描いてみたり。

だんだん朝が嬉しくなってきました。
本気でやらなきゃだめですけど。

「本気」「真剣」…使い古された言葉ですが、
時々思い出して、座右の銘にするといいですね。

気分もよくなってきたところで、
私は最近、初心に帰って演劇書などひもといて
「本気」で勉強しているところです。
4月30日(火)
大変長いこと、ご無沙汰してしまいました。

例年よりかなり早い桜があっという間に散った後は、
なぜか八重桜もぱっとせず、
あの、景色が一日一日微妙に違う色合いを見せる
早春の一か月あたりがアコーディオンの蛇腹のように
縮まってしまったかのようでした。

何より、私の大好きな沈丁花が香るタイミングを逸したようで
気温の変調と思いがけず早い春の到来に
背中を押されて、存在を示してくれなかったのが
残念です。

さて、そうこう言っている間にも、季節は初夏。
G.Wが始まっています。

陽光はきらめき、
つつじは咲き乱れ、
子供の声がさんざめき、
あ〜、気持ちいいなあ〜と伸びをしたい気分はどこへやら、
この数日、私は胃の重みとだるさと闘っているのでした。

急性胃腸炎。
これが、ここ数日の、
病気知らずの私につけられた病名です。

私の事務所では、まず社長がなり、
マネージャーも罹り、そんなに珍しくないと言えば、ない。

要するに、疲労とか、ストレスとか、
大病に至る前にちょこっと胃腸に変調をきたす、ってな
ところなのでしょう。

でも罹ってみると、つらいもんですね。
なんでも病気は。

最初、久々の友人と会って飲んだ翌日だったので
二日酔いかと思っていました。
ずっと風邪をひきそうで我慢していたので、
風邪も手伝ってるのかな、と。

しかし、吐き気と頭痛はどんどん酷くなる一方。
翌々日には、やっと飲んだ少量の水までとことん吐いて
脱水症状に。

3日目にようやく行った病院で、
なんと生まれて初めての点滴を受け(感動!)、
血液検査までして、自宅療養という始末。

この冬、風邪をひかなかった〜とはしゃいでいたら
代わりにこんなことになるとは。

人間の体は不思議なもので、
負荷をかけると、必ずその返りがあるものですね。

やはり、生きているだけで誰しも何かしら
身体や心に幾許かのプレッシャーを強いているもの。

風邪やちょっとした不調は、
それを逃してバランスを取ろうと、体がうまく
働いてくれている証拠なのかもしれません。

だから風邪をひかなくても、歯茎が腫れたり、
もっと悪ければ、腰を壊したりしちゃうんですね。

今回の私の、この病気の原因は何だったのか、
それは自分でも思い当たることはあります。

そしてまだ解決してはいません。

が、それはたぶんに精神的なもの。

きっと、世界の見方を変えるだけで、
一気に考えや見識が変わってしまうような
ものだと思っています。

でも、今はその突破口をまだ見つけられないでいます。

光が漏れているのは分かってるのだけど、
どうしたら全身浴びれるだろう…。

たぶん、ものすごいエネルギーと決断と、
不断の努力が必要で、
一歩そちらに歩き始めたら、何があっても
歩き続ける、という覚悟も要りそう。

でも何とか歩み始めたい。
あと10年後、還暦(!)を迎える頃には、
笑顔きらきらの素敵な女性になっていたいから。

3月22日(金)
ほんとにほんとにご無沙汰の日記になってしまいました。

すでに、
”日記”ではなく”月記”でもないところが「むむむ」です。
ツイッターを始めてから、どうも頻繁に発信しているような
気になり、いつの間にかブログがおろそかになっている、
というのが現状ではありますが、実は、
そのツイッターでさえ最近はおさぼりしているという事実。

まあ、実際、今年が始まってからあまりに
慌ただしかったということはあります。

「夜行観覧車」「あぽやん」などのドラマの撮影と
舞台「公の園」の稽古、本番。

故・乙羽信子さんが、生前いつも3冊以上の台本を
持っていないと不安だった、という話を何かで読んだことが
ありますが、ちょっと前の私はまさに、3冊くらいの
台本をリビングやかばんの中に積み上げたり
詰め込んだりして、あたふたしていました。

私の場合、超忙しいのはなぜか冬に訪れることが
多くて、そうすると決まって、「ああここで…」と
いうような局面で風邪をひいてしまい、踏ん張れなかったり
していたのですが、
今年は早くからそれを回避したいと思い、
ずっと「大丈夫、頑張れる。頑張れる。」と
自己暗示をかけていました。

人間にはたぶん、思い込みのブロックというものがあって、
それは潜在意識の「くせ」なんでしょうけど、
頭では分かっていても、どうしてもそっちの方向に
行ってしまう、ということがあると思うんです。

いわゆる、「こういうタイプの人を好きにならない!」と
決めているつもりだったのに、
知らないうちにやはり好きになってしまっていたり、
「成功したい!」と思っているのに、
いざチャンスが来てもそれを回避して、
気が付くとマイナーな道を歩んでいたり、
それは面白いくらいに真反対の方向に行ってたりするもの
ではないでしょうか。

これもいわゆる「引き寄せの法則」なのかもしれません。

が、潜在意識の中で、何かをブロックしていたり、
固執していたりするのが大きな原因だと私は見ています。

私の場合、「忙しいと風邪をひく」という思い込みが
ひとつのブロックでした。
子供の頃、体力がなくてすぐに風邪をひいていたのですが、
踏ん張れない自分が不安だったのかもしれません。

でも、今年はそれから脱皮しよう!と決めたのです。

若い頃より体力は落ちているかもしれないけど、
気力は増している。だから、大丈夫!と
思い込むことにしたのです。

すると、不思議。
頭がとっちらかっていても、ちゃんと体調をキープする力
だけは残っていて、この冬は一度も風邪をひきませんでした。
あんなに寒かったのに。

顕在意識でも、こんなふうに自分をコントロールできるんだ、
と再発見。
「やればできるじゃないか!」と自分をほめてあげたくなる
私でした。

それから、ネガティブな言葉、マイナスの作用のある言葉を
なるべく使わないこと。
「〜しちゃったりして」は時に面白くて、周囲を
笑わせたい時によく使ってしまうのですが、
なるべく言わないようにしよう、と思っています。


おかげさまで、
「公の園」東京公演、金沢公演、大阪公演とも
無事終了しました。
たくさんの方々のご来場と拍手、本当に
ありがとうございました。

小さい子供のいる主婦の役をいつまでできるか
分かりませんが、依頼さえあれば、まだまだ
再演に再演を重ねて行きたいと思っています。

どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。


1月7日(月)
あけましておめでとうございます。

2013年がやってまいりました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

正直言って、こんなに「つるん」と年が越せるとは
思っていませんでした。

いわゆる、「2012年地球滅亡説」です。

「アセンション2012」などの舞台で、しきりに
2012年を強調した経験もあるので、
滅亡するとは思っていないながらも、
ひょっとしたら何かは起こるんじゃないかと
心配はしていたのです。

まあ、その心配も後から考えれば都合よく、
自分のまわりというよりは、遠く離れた国外の
どこかで…くらいな、いたって勝手なものでしたけど。

誰かが言っていたように、
「アセンション」は人それぞれに違うのだから、
無意識にもうしている人もいるし、
昨年暮れにした人もいるし、
というようなものなのかもしれません。

あるいは、2011年の10月に起こってしまった、と
いう人もいます。
それが何を指していうのか、ちょっと不明なのですが。



「アセンション」というのは次元上昇のことです。

5〜6年前には、アセンションしたら
半霊半物質になる、とどこかで読みました。

この「半霊半物質」は変換もできない言葉ですから、
耳新しい人もたくさんいらっしゃるでしょうね。

いわゆる、この21世紀まで
科学に偏りすぎていたものが、人間本来の持てる力に
変換していく、ということなのでしょうか。

その昔、人間がこれほど科学的でなかった時、
もっと超能力を使って生きていたといいます。

超能力という言葉で説得力がなければ、
「カン」と言えば伝わりやすいでしょうか。

オーストラリアの原住民のアボリジニや
アメリカの原住民のインディアンたちは
今でも、この力によって自立しているといいます。

半霊というのは、私の解釈では、きっと
そんな状態で、「魂」の力が今よりもぐっと
全面に出てきて、人間本来の正直な生き方に
なる、ということなのではと思うのです。

(いつか間違って、体が半分透明になる、と
うそぶいていたこともありましたけど((^_^;))



世界は、目に見えて急には変化しないものです。
ですが、穏やかに確実に、何かが変わってきた
感じがします。

私自身はといえば、

変わりました。

「アセンション」したのかと聞かれたら
それはよく分からないのですが、
自分では、したことにしておこう、くらいなものです。

私の捉える「アセンション」の意味は
つまらないことに拘泥せず、怒らず、いつも
楽しく生きるということですから。

そうしたら今年になって、何日目かの朝、
急に
「これからはもう不安を感じなくていいんだ」と
思いました。

何の根拠もありません。
ただそう思ったのです。

将来のことや、お金のこと、その他身の回りのことを
今までのように心配したり、不安に思ったりする
必要はないんだな、と。

こんなうれしいことはありません。

そして、何の裏づけがあるわけでもないのに
一瞬頭に閃いたその言葉は、もう私の中では
神の言葉と一緒です。



うちの娘の「アセンション」はノロウィルスでした。

先月27日にお腹をやられて2,3日高熱を出して
からというもの、まる7日もの間、食事ができなくて
横になっていました。

すると、本人はもちろん、親もちょっと心配していた
体重が(昨年からむくむくと太りだしていたのです)、
見事に戻り、食べ盛りにどうやっても減らせそうに
ない下半身や背中の肉をきれいに落とすことができ、
普通の小学生に戻りました。

それはまた精神の贅肉を落とすことにもなったようです。

7日間、まったく勉強もできずに遅れたこともありますが、
なんと自分から勉強するようになったこと、
前にも増して、よく笑うようになったこと。

趣味もちょっと変わったかもしれません。

単なる成長期の一場面なのかもしれませんが、
いずれにしても身近な人間の「変化」は
(いい方へだった場合は)見ていて楽しいものです。

今年は私も「変化」して、もっともっと人生を
生きやすく、楽しいものにしていきたいと思います。

そして私を見かけた皆さんに、その「楽しみ」を
少しでも伝えられたら…。

今年もよろしくお願いします。





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