2010年A
12月31日(金)
あっという間に、2010年が暮れてしまおうとしています。

12月は珍しく、公演が終わってからゆったりと過ごし、
時間があるような錯覚に陥っていましたが、
きのうの顔合わせの前から急にバタバタと。
気がついたら、もう大晦日。

しかし、きのうは一世一代の大仕事でした。

演技でがんばらなくてはいけないのとはまたちょっと
違い、一つのチーム、一つの集合体をまとめなくては
いけないというのは、気が入りますね。

だって、こんな小さな舞台の顔合わせにしては、
スタッフはほぼ勢ぞろい、ほかに出演者の事務所の
方々がたくさんおいでになって、
もうちゃんとした顔合わせそのものでした。

その中で、私はいわゆる「責任者」です。
誰が、この場を仕切るの?と言われた時、
(もちろん仕切れる人は作家も演出家も舞台監督も
たくさんいるのですが)、
それは私なのです。

すごいなあ、と自分でもほとほと感心してしまいます。

私ったら、一体何を始めちゃったのかしら、と。

でも、まあ、若くしてこんな立場に立つ人も大勢いる
わけだし、もっと大きなプロジェクトを抱える人も
いるわけだし、そう考えると、どってことないのですが。

しかし、とにかく気合が入りました。

プロデューサーとしてのスピーチも、緊張することなく
できたし、冷や汗もかかず、恥をかく場面もなく、
何とかやり過ごせました(^◇^;)

本読みに関しては、うーん、これからかな。

でも、一回目にしては、ギャラリーがよく笑ってくれて
楽しかったです。
きっといい芝居になると、作家のお墨付き、頂きました。

それにしても、人間の行動って面白いですよね。

前の晩から、たかだか5分のスピーチを必死で
練習してしまったり、かと思うと、
顔合わせに行くまでに、何も手につかなくなって、
つい部屋の掃除をしてしまったりするんですもの。

また一つ経験を積みました。

さあ、来年はどんなことが起きるのやら。

1月のこの公演だけは「成功する」と分かっているの
ですけど(^_^)。

よいお年をお迎えください。

12月28日(火)
いよいよ2010年も暮れてきましたね〜。

最近、日記の更新が遅くて本当にスミマセン。
ツイッターもあまり頻繁にしていないのに、
なんか公に向けて、交信しているような気に
なっちゃって。

そのツイッターでは、この一両日、
私がまったく開いていない間、
第三舞台復活の話題で盛り上がってました。

しばらく前から内輪では調整中ではありましたが、
とうとう情報解禁とかで、サードステージが
DMに出したんですね。

忘れていずに、こうして喜んでくださるお客様が
たくさんいるのは、本当にありがたいことです。
感謝、感謝。

私自身は、10年の間、子育ての方が忙しかったり
10年前に思っていたほど、あまりキャリアを
積めてないのですが、
久しぶりにお手合わせする仲間たちは
どんなでしょう?

でも、きっとすぐ、以前の関係に戻ってしまったり
するのでしょうか。

来年、11月だそうです。
詳しい日程などは私も知りません(^◇^;)

その前までに、まだまだいろいろなキャリアを積みたいと
思ってます。

とりあえずは、来年明けてすぐの「公の園」。
年内は30日に顔合わせで稽古開始ですが、
もうとても楽しみ。

最近の私は、この稽古風景などを
夢にまで見ています。

稽古が始まったら、またここにもせっせと書かせて
頂きます。
それから、アマ・トレランスのHPもよろしくね。
そちらも稽古場日記を始めたいと思ってます!
http://www.amatolerance.com/

そして何より、公演を観に来てくださいね!


12月19日(日)
今年もあとわずかになりました。
日記の更新が途絶え途絶えですみません(^◇^;) 。

ツイッターを始めると、そこで満足してしまい
ブログの存在を忘れがち…。
そのツイッターも、毎日こまめにつぶやいている
わけではないのですが。

それにしても、「つぶやき」って言葉、どこから
出てきたんでしょうね。
だって、私のこのブログの題名は「つぶやき」なんですよ。
お気づきじゃないかも知れませんが。

私は10年前から、この題名を使っていたのに
特許をとっていなかったばかりに…(?)

ま、私の文章はつぶやきにしては、いつも長いし
途切れ途切れではあるのですが…。


年末は行事もたくさんあるし、
やらねばならないことがぐっと増えて、
頭がくるくるしちゃいますよね。

今年のサンタさんは何を持って来てくれるのか…。
どうも、この忙しい時期に
ディズニーランドの入場券を頼まれているらしくて、
携帯電話や i-podなどよりはもちろんいいのですが
お金だけでなく、時間も奪われるってちょっと辛い。

でも、長いお留守番の代償だと思って…。


きのう久しぶりに会ったママ友に、
離婚の事実を聞かされて、二人でしばし、
人生を考えちゃいました。

彼女は、生活や仕事や子供のことが大変だけど、
悩んでいた時期よりは、今の方がずっと充実していると。
そういえば、先日トーク番組でともさかりえさんも
同じことを言ってました。

やはり、女性も妻や母であることと同じくらい、
場合によってはそれ以上に、「自分」を生きることを
欲しているんです。

それは私だけでない、誰でもそうなのだ、と
また実感しました。

彼女は、誰かに寄りかかって生きている時は
子供を残して仕事に行くことや、昇進することに
ためらいがあったけど、
今は胸を張って、仕事をしていると言える、と。

私も、自分のことを話しました。

目の前の道が閉ざされたような気になって、
失敗してもいいから、とにかくもう一度やってみようと。
そして子供にお願いした。
「もうお母さん、仕事したいの。お留守番、頑張って
くれない?」と。
そして一人で「アマ・トレランス」を立ち上げたのだ、と。

すると、今まであんなにほしくて得られなかった
人脈というものが次から次に出来てきたのです。

人が集まってきて、
私に共感してくれて、ともにがんばろうと言ってくれる。

こんなにうれしいことはありません。

彼女は、「あなたが本気になったからよ。」と
言ってくれました。

彼女も家を売ろうかどうしようかと迷っていた時は
不動産に出しても、どうしても買い手がつかなかったのに
決心した途端に売れたのだ、と言っていました。

神様はちゃんと見ているんですね。
私たちは試されているのかも知れません。

まだまだ真摯に頑張ります。


12月8日(水)
おととい、無事公演終了致しました。

観に来てくださった方、ありがとうございました。

おかげさまで、満員御礼。大うけでした。

このところ、トレランス公演しか出演していなかったので
こんなに無責任に楽しんでいいものかと思うくらい、
好きにやらせてもらいました。

楽しかったです。ほんとに。

実のところ、この企画に参加するのは、初めはかなり
ためらいました。
大森一樹監督の同名映画のスピンオフ企画とは言え、
本もできあがっていなかったし、
出演はオーディション組を含めて、若い人ばかりだし、
演出家も10数歳年下のSETの役者さん。

そして駅前劇場という、小劇場の中でも小劇場。
そんなところに、若い人に混じって参加するのは
勇気が要ります。

しかし、私にはなぜか、根拠もなく
8割がた、成功するという勝算がありました。

なぜかは分かりません。

でも、夏ごろ、とにかく人生の流れを変えたかった私は
「公の園」の企画を始めたのです。
そして、これを成功させる、と決めたのです。
淡々と。

すると、浅野温子さんが出演オーケーしてくれました。

ほかにも有能なスタッフが集まってくれました。

いい方向に向かっている、そう確信した私は
さらに冒険したかったのです。

そして何としても「公の園」の前にコメディーを
やっておきたかった。

神様は、潔く、そして淡々と行う人が好きなのかも
しれません。

神様、お客様、ほんとにありがとう。

また新たな地平に向かって走ります!

11月23日(火)
気がつくと、もう勤労感謝の日。
そして本番1週間前。

この久しぶりの外部出演は、諸事情より、
稽古期間なかばにして入ったものですから、
私は、実はまだちゃんと稽古して1週間ということに
なります。

でも、できあがってない感覚がなく、
もちろん、台本直しが何度も入ってるので
稽古不足のところはあるのですが、
毎日なごやかに、絶対初日には間に合う確信で
進んでいます。

これSETの風潮なのか、演出の大関さんの
持ち味なのか、いつも笑い声が絶えなくて
ほんとに暮らしやすい(?)稽古場です。
素晴らしい!

オーディションで入ったという若い出演者の方々も、
個性あふれる、しっかり者たちばかり。
将来が楽しみな人もたくさんいます。

その中で、余裕かましてやりたいところですが…、
やはり芝居は芝居。
どんなものでも、どんな時でも、お客様に見せると
思うと、なめてはかかれないことが
きのうの初通しで分かりました。

でも、それだから魅力的なお仕事なんですよね。

初日はいつも緊張する、という亡き杉村春子先生の
お言葉を思い出しつつ、緊張するくらいでなきゃだめ!と
自分に言い聞かせ、あと数日詰めていきたいと
思います!


11月4日(木)
またまた急に冷え込んで参りました。
でももうみんな驚いていないですね。
11月ですからね〜。

さてさて、「公の園」ワークショップも大詰め。
明日が最終日となり、いろいろな方が集まって
きます。

今回はかなり少人数で行ったので、一人一人の
悩みに応じて、授業内容を展開することが出来ました。

いわく、感情をまるごと爆発させることができない。
初見で台詞の意図を的確に掴めない。
板の上で、自分らしくいることが出来ない。
自分の殻を破れない。

ここに彼女らの悩みを書き連ねれば、それだけで
終わってしまうくらい、様々な問題があるようです。

しかし、今日私は処方箋を出すつもりでなく、
しゃべらせるという目的だけで聞いていて、
つい口をついて出た言葉に、自分で驚きました。

「成功体験をしなきゃだめ。
活字に弱かったら、毎月何冊読む、と目標を定め、
とにかく自分で決めた目標まで行けるようにトライする。
一ヶ月のうちに目標まで達せなかったら、そこで
やめてしまうのでなく、三ヶ月に延ばしてもいいから、
とにかく目標数まで達する。
途中で諦めたり、やめるのが一番いけないの。
目標のラインまで到達して初めて、達成感が生まれ、
それが自信につながるんだから。」

というようなことを夢中でしゃべっていました。

これは実は、演劇に関して言われていることでなく、
私がつい数ヶ月前に読んだスピリチュアルな本からの
受け売りです。

受け売りですが、思いがけない場で自分の口から
飛び出たので、自分の中で消化できていたのだ、と
それにびっくりしたのです。

自分の言っていることを一方で、自分の耳で聞きながら、
「なるほど〜」と頷く自分さえいました。

私は、ワークショップ講師という、はななだ中身の捕まえ
にくいことをやっていながら、いや、だからこと、
ワークショップの中では、はっきりとした目標やガイドラインを
掲げることを重視しています。
教える時には、なるべく分かりやすいように、
参考書に赤線を引くように伝えたいと心がけていますが、
今日はほかにも、イギリスで教わった役作り法などの
具体策も伝授しました。

今日出席した人たちは得だったかも(笑)。

たかだか数日のワークショップでは、
自分の悩みは解決されないまでも、
出口が見えた人は今までに、何人もいます。
もちろん、その反対に、何も掴めなかった人もいるかも
知れません。

そのくらい、演劇における悩みというのは人それぞれ、
ケースバイケースで、しかも一朝一夕で解決するものでも
ありません。

だからと言って、誰にも教えを請わないのは
やはり愚の骨頂だと思うんですね。

先人を見習わなきゃ。
かく言う私も、積極的に先輩を作ってきたわけでは
ないのですが、今、私が言っているようなことを
若いときに聞けていたらなあ、と思ったりします。
そんな思いで、若い人たちに教えます。

そのワークも明日で終わり。
明日、若手出演者が決まります。
それなりにドキドキだろうなあ。


10月24日(日)
急に冷えてきました。
夕方、外に出ようとして、ちょっと行きたくないなと思い
それで秋が深まったのを感じました。
これから、寒くて外に出たくないと思う日々が
やってくるんですね。
それはせめて1年の4分の1にしてほしいけど。

朝5時半に起床して、6時前に散歩に出かける日課も
雨と風邪が続いて、いつの間にかなくなっていました。

でも、その代わり、新しい瞑想のやり方を覚えたし
日々考えなくてはいけないことで頭がいっぱいなので
生活は変わって行くものだ、と勝手に納得しています。

それでも、生活のリズムを変えようと、
つまり、生き方を変えようと試行錯誤して
無理やり早起きしたり、毎日緑の中を歩いてみたのは、
正解だったと思うのです。

私の中で確実に流れが変わって、
少しずつ好運を引き寄せているような気がするから。

毎日いろいろなことをひらめくし、
それを実践するたびに、人と関わることになるのが
とても楽しいのです。

「人」はその時、どきっとしても、カチンと来ても、
嬉しい思いにさせられても、
自分の鏡だということを忘れないようにすれば
怒ることもないし、喜び過ぎることもないし、
つまり、一喜一憂せずにすみます。

目標は、そこにあるだけ。
ただ、「成す」だけ。
だから、そこに到達するまでに起きることに
いちいち一喜一憂しなくていいんですね。

淡々と歩んでいけばいいんですね。

でも、私は嬉しい時にはやっぱりそれを
表現しちゃいます。
ちょっとだめだった時も、笑い話にするように
なりました。

おかげで、最近我が家は、怒ってる人、泣いてる人が
激減したかもしれません。

そんな我が家で、最近
機嫌悪くぷんぷんしている人は、体調が悪いのだと
すぐに分かるのもいいことです。

ワークショップも粛々と進んでいます。
帰ってからも、自分の言った言葉と言われた人の
状態を考えます。
そして、次にどうやってみるかと考えるのです。

たぶん、このワークに出た人は
オーディションに落ちても、
これからの「指針」みたいなものを見つけられるんじゃ
ないかと自負しています。

そして11月5日、すべてが終わった時は
新しい「公の園」チームがもう一つ生まれ、
生まれたばかりの赤ちゃんをかごに入れたら
私は別の座組みへと旅立ち、新しい本に出会います。

すべてがハッピーなこの頃です。
神様、ありがとう。みんな、ありがとう。


10月13日(水)
金木犀の香りもひと段落、雨に打たれて落ちた、
だいだい色の花びらが道端に濡れそぼっています。

10月も半ばになりました。

私の風邪もとうとうひどくならずに終わり、
暖かい季節のおかげか、はたまた最近始めた
光のエネルギーワークのおかげか、と
とにかく感謝です。

夏の間、何だかくすんだ日常に終止符を打つべく、
こんなんじゃやだっ!と始めた、いろいろな試み。

その一つが、ギフトであり、
それを行っている間に知った若月佑輝朗さんの
存在であり、
そこからとうとう決心し、動き始めた「公の園」の
プロジェクトなのですが、最近になって、
急にばたばた決まってきました。

まず、出演者のマリア役に浅野温子さんを
お迎えすることが決定しました。

浅野さんに出演していただくというのは、
先月思いついたプランでしたが、最初は
そんなこと実現するのだろうかと、自分でも
半信半疑でした。

でも、考えても分からないものは、
あまり考えずに行動するのが私のいいところ(!)。
とにかく、電話してみようじゃないのの精神で、
あたってくだけるつもりだったのです。

温子さんとは10年前に共演したことがある、と
言っても、その後はまったくお会いすることもなく、
最近変わられた事務所のマネージャーさんというのも
初めてお会いする方。

確かに、1回か2回の電話では、
すげなくはされなかったものの、あまり気に留めて
なさそうな感じではあったのです。

でも、少しずつ時間をかけて、私も持てる力を
惜しむことなく出し尽くしたところ、
本も気に入っていただけて、スケジュールの調整も
ついて、晴れてご出演の運びとなったのです。

この間、慌てもののの私が、いつもやってしまうように
焦ったり、スムーズに行かないことに腹を立てたり、
愚痴を言ったりすることなく、ことに対処できたのは
儲けものでした。

さすがに、これだけ生きてくると、
この世界の常識も分かってくるということはありますが、
何よりも、成功と達成を信じるという強い信念を
持てたからではないかと思います。

「それができるかできないかではなく、
やるのだと決めて、淡々と動く」という姿勢に
徹したのです。

これは若月さんの本に書いてあった言葉です。
その通りにして、大正解でした。

そして、これからも公演終了後までこの姿勢を
貫きます。
なんと言っても、まだまだ始まったばかりだしね!

中間報告でした!


10月4日(月)
風邪が流行っているようです。
気温の差が激しいからでしょうか。
うちにもさっそく二人、かぜっぴきが…。
私もつられて、今朝は鼻がむずむずしますが、
首や足首を冷やさないようにして、
何とか踏ん張っています。

それにしても、来ないかと思っていた「秋」が来て
嬉しい限りです。

晴れると、爽やかな風が吹きぬけ、
金木犀の香りが漂い、
近所の幼稚園から、運動会の音楽が…。

先月から急に、公演準備で忙しくなりました。
準備の準備という段階で、
勉強も含めて、いろいろな人と出会うべく、
いろいろな芝居を観に行っています。

小さい規模のお芝居が多いんですねえ。
私は、この子育ての10年というもの、
すっかり劇場から遠のいて、
本当に必要でない限り、ご無沙汰していたのですが
何だか浦島太郎の心境です。

ここ数年で、演劇事情というものは
だいぶ様変わりしてしまったんですね。

ある人に言わせると「二極化」ということらしいですが、
あるものは一万円札一枚では足りないチケット、
あるものはお友達だけでいっぱいになってしまう小さな
空間、
かかっている芝居の内容も様々です。

でも、代官山と小田急線のとある駅で、
それぞれ一人語りと二人芝居を
素敵なカフェで見たのですが、
想像力を思い切り刺激されました。

ひょっとしたら、大正ロマンの花盛りの頃、
文豪たちはこんなふうにカフェに集まって議論をし、
その片隅で、こんな小さな芝居や語りも
やっていたのではないかなんて、思えてきました。

小さい空間だけど、ここが文化の発信地!という
気概でやっていたのでは、と。

そう思うと、こういうものが増えてくると
草の根的に、演劇人口も増えるのかな、と
思えてきました。

日本ももっと演劇が身近になるといいなと
いつも思っています。

9月23日(木)
落ち着きますね〜、この気候。
台風でもないのに突風で雷雨なのに、
この2日ほど猛暑に悩まされた後は
「慈雨」の恵みです。

ギフトは今日で27日目となりました。
本が一冊書けるほど、奇跡が起こったわけでもなく、
自分が変化したわけでもなさそうですが、
小さな「気づき」がありました。

その一つは「人とかかわることの重要性」を
ひしひしと感じていることです。

昔から私は、彼氏ができれば二人だけでいたくて
友達と疎遠になってしまったり、
芝居の世界に入ってしまうと、
それ以外の関係の人たちと関わるのが
わずらわしくなって、「観に来て!」って言うときだけ
連絡して逆に疎まれるとか、
そんな付き合いベタではあったのですが、
もうこの際、そんなのはやめて、
できる限り、「愛」を持って生きていこう!と
今更ながらに思い始めたのです。

最近出合った言葉に、

『流れを変えるのは実際に、今までと明らかに
違う行動をすることです。
豊かさの流れを絶対に変える行動を、
後からでもなく、考えてからでもなく、
よくわかってからでもなく、
だんだんとでもなく、「今」からひとつ多く与えて、
ひとつ多く受け取ることから始めましょう』

というのがありました。

今、たった今、だんだんとではなく、
きっぱりとすっぱりと悪習を断つ。
惹かれます。

ただ、どうしても今の自分、今までの自分の
やり方でやってしまう。
自分を捨てられない、自分を守ってしまうのが
人間の常のようです。

また、こんな言葉にも出会いました。

『スピリチュアルな道を歩んでいても進まない人は
なぜ進まないのでしょうか。
答えはシンプルです。
進んだ分を平気で破壊し、もとに戻るからです。

たった一言のネガティブな発言、心の
言葉などですべてを振り出しに戻すのです。

いけないと知った後の選択は、さらに不徳も
拡大し何も知らなかったとき以上に後退して
いきます。』

ですって!
私は自分のことを言われているのかと思いました。

きれいな言葉を使おうね、と言ったその数分後、
人の批判をする。
腹を立てない!と決めたその翌朝に、
子供に怒る。

ものすごい不徳と罪を積み重ねているかも
しれません。
ぞ〜っ。

なんか簡単に宣言もできなくなってきました(汗)

秋ですし、
じっくりと自分に向き合う時間をとるのも
いいことかもしれません。

9月15日(水)
早起き&散歩の日課が予想以上に続いています。
(ギフトもね)

今朝などは長袖を着てちょうどいいくらいの気温でした。

朝の公園は、天気や気温に関わらず、中高年で
にぎわって(?)います。
そこに行くまでの道路にはそれほどの人でもないのに、
公園に着いた途端に、人の数がぐんと増えるのが
不思議です。朝の5時台に。

最初の日、そんなに早く表を歩くのが刺激的で、
道で行きかう人に「おはようございます。」と
挨拶したくなりました。
まるで、気分は山登りです。

まあ、そんな勇気も出ないまま、また行きかう人もそんな
そぶりもないままに、公園の入り口にある
小さな神社に辿り着くと、
そこでは皆さん、すれ違う人に「おはようございます」と
言うのです。

ここにもまた、必ず一人か二人は先客がいて、
ちゃんと順番を待って、前の人が拝み終わってから
お賽銭箱の前まで行って鈴を鳴らすという、
暗黙の了解があるらしくて、
急いでいるからと言って(そんな人はいないのでしょうが)
拝んでいる人の横からお金を投げて(初詣のように)
神様にご挨拶する人はいないのです。

そして公園に出ると、もうそこは普通に人が溢れて
いるので、挨拶なんてできないくらいの「日常」なのでした。

黙々と腹筋をやっている人あり、
グループで太極拳をやっている人々あり、
ただただ椅子に坐ってだべっている人々あり、
皆それぞれですが、
ふと思うに、
昨今、行方不明のお年寄りも増えてる中、
ここにこうして元気に来れて友人と会える人は
幸せだな、と思いました。

朝の新鮮な空気や木々のにおいに触れられるのは
幸せです。
生きているのを感じます。
健康でいられることに感謝したくなります。

今日もいいスタートをありがとう!


9月3日(金)
じっとしていても汗が吹き出そうになる9月…。

子供を生んだ年もかなりの猛暑で、10月になるまで
エアコンから離れられなかったのを覚えていますが、
今年はその比じゃないですね。

それでも、朝晩はちと涼しい…?

今でも、暑がりの子供を真ん中にして寝ている我が家は
朝までエアコンかけっ放しの状態ですが、
朝早く起きると、廊下などがひんやり涼しく感じられる
日が多くなってきたようです。

ツイッターで宣言してしまってからというもの、
毎朝5時半に起きて、近所の公園を散歩しています。

間、一日、前夜が遅かったために疲れて7時過ぎまで
寝てしまった日を除いては、今日で10日以上、
我ながらよく続いています。

同時に、「ギフトを贈ると奇跡が起きる」という本を読み、
「これ、やりま〜す」と言ってしまったので、
自分に課して、1週間続けてみました。

これはキャミ・ウォーカーという人が新婚一ヶ月で突然、
多発性硬化症という病気にかかり、歩けなくなり、
右目も見えなくなり、仕事もできなくなり、何もかも
夫の世話にならざるを得ない状況で、
世界のすべてを呪いたくなっていたとき、
知人のヒーラーに再会し、提案されて始めたものです。

「29日間に29のギフトを贈ること」

つまり、「与えること」なんですね。

最初、彼女は反発します。
冗談じゃない。
自分を癒すことがまず先決。
関心は自分の体と生きていかなきゃならない人生。

でも、「すべての時間とエネルギーを、自分の痛みに
向けてしまうのは病気に餌をやるようなもの。
意識を集中すれば、ますます悪化する」と
ヒーラーは答えます。

与えることで、、意識は他者を思いやることに集中し、
それが人生に豊かさを呼び込むのだと言います。

与えることはポジティブな行為であり、そこから
変化のプロセスが始まる。
人生のエネルギーの流れを変えるのだと。

私はこの冒頭のタイトルの説明でもう、
膝を打ちたい心境でした。

確かに、多くの人の悩みはすでに多くのものを
持っているのに、まだ欲しいものを得られないことから
始まっているのかもしれない。

私自身がそうです。

健康で、家族もいて、何とか毎日無事に暮らせて
いる。
なのに、「あれが足りない」「これが足りない」と
言って、そのことを考え続け、不幸になるのです。

宇宙に向かっても
「ください」の連発でした。
「お金をください」「時間をください」「仕事をください」
「ラッキーをください」
果ては、「私の使命を教えてく・だ・さ・い」

Take&Take の人生だったかもしれません。

そもそも、プレゼント好きな友人を見ると、
あんなふうになりたいな、と思っていたので、
よし!ここは自分を変えるチャンス!と思って
同じことを始めてみたのです。

実際、キャミはネット上でも仲間を募っています。

多くの人が彼女に共鳴し、与えたことで逆に
受け取ったもの、思いなどを書き込んでいます。

始めて一週間、
第一日目から与えたことで、豊かな眠りやその他を
受け取ることができたキャミとは違い、
私には目に見えた効果はないけれど、

おっと!

この効果や見返りを期待することがもう
間違っているんです。

あくまで、感謝や愛をもって与えるだけ、そして
その返りがあったら、受け取る勇気を持つこと。

この一週間、私が人に与えられるものについて
いろいろ考えました。

もちろん、小さな物を贈った時もあるし、
普段ならしない、優しい声かけをがんばった時も。
夫に全身のマッサージや、
腰痛の友人にもマッサージを提供した時も
あります。

そして、意外にも「母」の仕事は「与える」ことの
オンパレードだったことに、気づきました。

他人を思いやることに欠けていた私が、
24時間ずっと他人の世話をするはめになった
赤ちゃん時代から、今まで、
私は多くのことを学ばせてもらっていたのだと
気づきました。

同時に、なんて多くのものをもらったのだろうと。

やっぱり、Give とTake を比べたら、
Take の方が多い人生だったかな…。

また書きます。


8月25日(水)
あれ、もう夏休みも終わりじゃないですか。
街頭の木々もこの強い日差しにさらされ続けて
茶色くなってきたようだし、
気がつけば午後6時半には
そろそろ暗くなってきて…。

夏の終わりは寂しいですね。

………

と、言ってられないこの暑さ。

読書の秋、運動の秋は来るのでしょうか。
(食欲の秋は間違いなく来るでしょう、というか
夏でも…(^◇^;) )

熊野旅行に行ってまいりました。

山の中の熊野本宮大社に行く術がどうしても
見つからなかったため、
今回はツアーに参加してしまったので、
自分の足でようやく辿り着いて、境内にひれ伏したくなる
感動がなかったのが残念でしたが、
やはり熊野は素晴らしかった。

そもそも和歌山が、こんなに山だらけなのだとは
知りませんでした。
海も山も川もあり、美しい緑や輝く水面を見ていると
それだけで遠い世界に行ってしまいそうです。
トランスしそうになりました。

「山に神がいる」とはよく言ったものだ、と思います。
そして滝に龍神が。

那智の滝には感動しました。
確かに龍神さまがいらっしゃる。

日本の八百万の神々さまは、こうして自然の中に
溶け込んでいて、わざわざ神社に行かなくても
神と通じることができるのだと教えてくださる。

熊野古道の一つ、松本峠は1時間半くらいで
のぼり降りできる山道ですが、
この真夏にブタ汗をかきながら、Tシャツ一枚
ぐしょぐしょにして、一心不乱に歩いた後、
急に目の前が開けて、海が見えた時には
すべてのものが洗い流されていくようでした。

海の光は鏡、
そして垢や邪心が抜け落ちた自分の心の中には
今こそ神様がいらっしゃる、
そんなことまで信じられそうな「自然」の大きさです。

なるほど、これが「お参り」なのだと合点がいきました。

昔の人はこうやって修業し、神様に会いに行った
のですね。

人間には確かに自然が必要です。

明日から近所の公園の雑木林、お散歩しようかなあ。
(だいぶ違うけど)

8月16日(月)
きのうは終戦記念日で誕生日でした。

誕生月は運勢がもっとも強くなって、エネルギーに溢れると
よく占星術の本などにも書いてありますが、
今年の私は、なんだかめそめそしています。

転機かな、と思います。

これまでの人生と、この先の人生を考えると、
どうしても今のままではまずいという気持ちが強くなりました。

すると、行く先が真っ暗闇のような気がして、
さらにこれまでの小さい私への自己憐憫なのか、
なんだか泣けてきちゃうのです。

こんなことは20年ぶり…?

その上、終戦記念日特集の番組など見て、
ぼたぼた涙を垂らしています。

かと思うと、急にひらめきがやってきて、
「これとこれとこれをしよう!」と突然意欲に燃えたり。

何なのでしょう。この情緒不安定さは。

きっと私の中の、どっしりと肝の坐った「母」の
パーセンテージが今、弱くなってるのかも。

先日、親友にふと話した映画のことですが、
ジュリアン・ムーア主演の「エデンの〜」
あの、やさしい夫とかわいい息子がいる幸せな家庭を
捨てる女の人の心情、4〜5年前に観た当時は
全く共感持てなかったけど、
最近、なんとなく分かるのです。

「なんで今?」と聞かれましたが、
当時は、と言うか今までは、そんな気持ち、
まったくなかったというよりは、
露ほども持たないように自分で決めていたのじゃないか、
と思うのです。

持ってしまったら最後、
持ってしまったら罪悪、
そう思い込んでいたのかもしれません。

それが、最近は随分子どもも手が離れてきたので、
自分に目が行くようになり、
かつての「自分」のスペースが心の中にできて
きたのかもしれません。

転機はいいことかもしれません。
成長の前段階かもしれないから。
そういうことにしたいと強く思う私です。

8月8日(日)
きのう、おとといと知人に会うために、平塚を訪れました。
そしてついでに伊勢原温泉に泊まったり、
大磯ロングビーチで遊んだり、
それから、大山阿夫利神社に行って参りました。

私は神奈川県出身で、幼い頃は湘南の海などに
よく連れて行ってもらっていたのですが、
この厚木や伊勢原のあたりはまるで
知りませんでした。

当然、この神社のことも最近初めて知ったのですが、
ある「パワースポット」の本で紹介されていたからなんです。

平塚に行くことが先に決まっていたので、
その後にこの本に出会い、近くだから行ってみようと
いうことになったのは、実は「呼ばれていた」からなのかも
知れませんね。

この夏は熊野にも参詣する予定ですが、
それも長年行きたいと思っていたら、ひょんなことから
その時仕事で知り合った方に偶然、熊野の話をされ、
あれよあれよという間に、本当に行くことに。

これも「呼ばれた」のかも知れません。

阿夫利神社は、1200メートルくらいの山の中腹に
ある、なかなか立派な神社でした。

有名ではないので、小さな神社を想像していましたが、
神社に行くまでの門前町も栄えていたし、
神社の構えも立派でした。

びっくりしました。

それから、山が意外に高い!
ケーブルカーに辿り着くまでに、300段近くの
階段。
これが、猛暑には結構きついものが…。

またケーブルカーがあまりに急な勾配を登って行くので
ひやひや…。

聞けば25度の勾配らしいのですが、
20度を過ぎると、垂直に近く感じるというのは
本当ですね。
怖かった〜。

ご利益のあるお水というのを飲んで、
すっきり元気になりました。

この次に来る時は、自分の足で登ってみたいな〜
(しかも本宮がある大山の頂上まで)と
思いつつ、
横目で、しっかり登山靴を履いた人々を見て
階段1600段、しかもその後の登山は
ちと難しいかな…とひるむ私でした。

でも、もう少し年をとったら、
(なぜ今でないのかは不明です)
登山に挑戦したい気持ちが山々です。

明日は長崎の原爆記念日ですね。
6日も、明日も、私の誕生日でもある終戦記念日も
しっかり黙祷です。

8月1日(日)
8月で〜す。
毎年、誕生月になると、めっちゃ元気になる私。
って、そう変わらないか。思い込んでるだけかも?

とにかく、暑いですが、今日も元気です。
”おついたち”なので、大好きな井草八幡宮に
行って参ります。

今月は熊野大社や熊野古道にも詣でます。
長年行きたかったところですが、
今年は「こんなふうに行けるよ」と頼んでもいないのに
教えてくれた人がいて、
「偶然は必然」と、「えいっ!」とばかりに
旅行を決めてしまいました。

楽しみで〜す。
パワースポットなどご存知の方がいたら、
教えてください〜。

そうそう、今週8月5日(木)夜9時から
テレビ朝日「警視庁継続捜査班」に出演します。
見てねっ!

またまた暑い日が戻ってきましたが、
こんな夏に一生懸命、勉強したり仕事したりすると
きっとおつりが返ってくるんじゃないでしょうか。


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