7月26日(月) |
今日は少し、柔らかな風が吹いています。
世界中、異常気象が席巻しているようですね。
ロシアなんて、暖かい気候が欲しくて、長い歴史の間、
南下するために戦争を巻き起こしてきたのでは、と
思うのですが、今、こうなるとどうなんでしょう?
もう、目玉びっくり、毛穴びっくり、ってところでしょうか?
こう暑いと、じっくりパソコンの前にも座ってられません。
(特に、この部屋、エアコンがないので(^◇^;) )
ツイッターを始めて、機能や使い方が分かってくると、
140字で書き込めて、ほかからも反応があったり、
交流できると、手軽なので、ついそちらばかりになって
しまいます。
舞台終了にたたみかけるようにして、撮影が入って
ましたが、それも無事に終了しました。
この夏は、勉強の夏にしたいものです。
読書ももちろんですが、久しぶりに映画をたくさん観たい
なあ。
夏らしい「ガァーン」「ズボーン」「ババーン」というのも
いいし(なんのこっちゃ?)、
コメディもいいかもしれません。
きのうはとりあえず、「ナルニア共和国物語」の
「魔女とライオン」編をDVDで借りて見ました。
これ、私が小学生の頃から図書館にあったのを覚えて
いたので、すっかり読んだ気になっていたのですが、
勘違いでした。
一言で言えば、「逆浦島太郎」の物語ですね。
でも、こういう異次元に入ってしまうお話は大好き!
子役の演技がまた上手で…勉強になります(^◇^;)
本は夏の終わりまで、10冊は読みたいなあ。
(少ないでしょうか)
とりあえず、1冊は終わりました。
「生きて意識ある地球はこうして生まれた」
アマーリエさんによる著作です。
地球の成り立ち、宇宙の成り立ちについて書かれた
本です。分かりやすかったです。
また、ご報告いたしまーす。
皆さん、掲示板も活用してくださいね〜。
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7月15日(木) |
「アセンション・ミロク」無事、終了いたしました。
これもひとえに皆さまのおかげです。
ありがとうございます。感謝!
綱をひっぱったり、2階から飛び降りたり、
怪我があってもおかしくない舞台ではありましたが、
お払いもせずに、何のアクシデントもなく、
よく乗り越えることができました。
ご覧になった皆さんはどのような感想を持たれたので
しょうか?
思ったことなど、遠慮なく書いてくださいね!
最近、書き込みが異常に減って、寂しい限りです…。
自分自身も、ツィッターやミクシィに気をとられていて
このブログのことを忘れている日も多いので、
あまり言えないのですが…。
稽古中も、宣伝広告のため、ひたすらツィッターなどを
いじってみていましたが、依然ものにできていません。
あれにもコツがあるんですね。
何でも、研究しなくてはならないんですね。
しかし、私は、トレランスを始めてみて、
制作やプロデュースなど裏の仕事にも関わり、
同時に舞台にも上がり、そのバランスをうまく取ることで
しか、やっていけない人間だということが、
今更ながらに分かりました。
経営がうまく行ってないと、演技にものめりこめないのです。
今回は、前回よりも更に経営の難しさを知り、
同時に、うまく演技できないもどかしさがあって
苦しい公演でした。
稽古中も、まるで何年も舞台から遠ざかっていたような
感覚が抜けなくて、いつも夢から覚めたような気に
なるのです。
冷や汗ものでした。
本番になってからは、かなり呼吸しやすくなりましたが、
でも、舞台空間を自在に泳ぐところまでは
行けませんでした。
劇場内の空気も緩和できなかったなあ。
そんな私を見て、物足りなく思った方もいらっしゃるでしょう。
ひたすら反省です。
人生は修業ですね。
次に舞台でお目にかかる時は、
演技にのめりこんでパワーアップした長野里美で
いたいなあと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
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7月10日(土) |
月日のたつのはあっという間。
初日を迎えてから、もう4日もたってしまいました。
本番も5回もやってしまいました。
どれだけの人の心に、どれだけのものを残せたのか、
ほんとに心もとない感触です。
素敵な装置を見ながら、
これも時がたてば、取り壊されて何でもなくなる
「演劇って一体なんだろう」と考えてしまいます。
究極のぜいたくですね。
何十人もの人間が集まって、真剣に議論し、真剣に悩み
時には傷つき、必死で作り上げておきながら、
一定期間の一定の人数にしか見れないことになって
いるのです。
こんなことってほかにあるでしょうか。
きのう観に来てくれた同業者がつくづく言っていましたが
「演劇って、もうからないようにできている」、
確かにそうです。
どこまでも「PLAY=遊び」なんですね。
でも趣味というには、あまりにいろいろな人間の手が
かかっている。
ほんとうに贅沢な遊びなのです。
けれど、今回の芝居を観て、泣いてくれた方が大勢
いらっしゃいました。
感動した、よかったと絶賛の声が届いています。
皆さん、ありがとうございます。
まだまだお席が空いています。
どうぞ、いらしてくださいね。
お待ちしています。
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7月4日(日) |
あっという間に稽古が終わってしまいました。
「これでほんとに大丈夫?」と思う気持ちは
いつも一緒ではありますが、
今回は何だかとても爽やかなのです。
これって何でしょう?
トレランス公演で殆ど初めて、ラストの苦しい部分を
背負ってないからか、
主題が軽やかだからなのか、
1時間40分の作品だからなのか、
周りの出演者がみんな爽やかだからなのか、
ちょっと分かりません。
でも楽しいことは確かなのです。
そして、作品も面白いし、楽しいし、感動的なことも
確かなのです。
しかし、今回はほんとに
頭の衰えを感じました。
台詞を入れるのに、こんなに苦労したのは初めてです。
考えてみれば、今までどんな長い台詞も数日で
スコンと入ってしまって苦労知らずでしたが、
経験したことのない苦しみを味わいました。
ああ、今まで見てきた先輩の苦しみってこれだったのね…
と今更ながらに過去を振り返ってしまいます。
でも考えようによっては、これで一つ
「覚えただけの言い方」ではないものの境地に
行けるのかも…と思っています。
今回は感情を搾り出す演技をしないだけに
軽やかに楽しんでいる長野里美をお目にかけられることと
思います。
どうぞ皆さん、こぞって観に来てくださいね〜。
お席はまだまだありますよ〜。
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6月29日(火) |
気がついたら、初日まであと1週間。
おっとろしいですね〜。
しかし、出来上がりはかなり順調です。
今回は、稽古初日に出来上がった第1稿から随分
書き直しがあったので、(実は今日まで)
いつまでも新鮮なままでしたが、おとといの通しの
感じでは、なんだかもう、いったん出来上がった感が
あります。
ここからどのくらい細胞分裂できるのか、
そこが勝負どころでしょうねえ。
それにしても、今回は40代のおじさん3人が熱いです。
扉座の岡森さん、
平野勲人さん、
転球劇場の高木稟さん、
この人々はベテラン陣で、毎日稽古場を沸かせています。
なかでも高木さんは、
小柄な体にとぼけた風情。
一緒にやっていて、目の前でヘンなことされると
吹かざるを得ないのです。
たまりません。
岡森さんの情けないおじさん体(てい)もおかしいし、
勲人さんは「技」もさることながら、なんかかっこいいのです。
私も負けちゃおれません。
が、毎日たいした活躍もしてないのに、もう夜は眠くて…。
おばさん化を食い止めるのに必死です。
そういえば、ツイッターを始めました。
それはいいのですが、毎日1回くらいしか書き込めません。
それにしても「つぶやき」なんて。
私のこの日記はもう8年も前から「つぶやき」という
タイトルがついているのです!
いーっぱいつぶやけるのに、
あちらさんは140字ですよ。
ま、いいか。
とにかく皆さん、来てくださいね!
約束ですよ!
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6月13日(日) |
稽古が始まって、一週間たちました。
その間、飲み会も2度あり、親睦も深まったようです。
私自身は、今回は初めての人より、知っている人の方が
数多くいるので、かなりリラックスして始まりました。
その上、台本が「〜2012」より難しくなく、
私もおばあさんでなく(^◇^;) 、というより、背負い方が
もう少し軽めなので、心身ともに軽やかです。
なのに、この体調のすぐれなさはなんでしょう???
この暑い陽気なのに、咳が出て困っています。
おかげで、昨日今日と予定していた約束を二つもキャンセル。
一つは観劇の約束で、心苦しいばかり。
もう一つは、実家の近くで蛍鑑賞でした。
実は、もの心ついてから、私は蛍というものを
見た記憶がないのです。
そこは、最近見つけた、自然が素敵に残っている場所で、
春先に行った時に、「こんなところで蛍を見れたら最高だな」と
思っていたのに、そして今日はその蛍の見れる最終日だ
というのに、がっかりです。
これはおとなしく家にいて台詞覚えに熱中しなさい、という
神様の思し召しなのでしょうか?
確かに、明日から稽古場も移り(大好きなバウハウス!)
稽古にいそしむ予定の私たちですが…。
目の前のことを「一所懸命」やる、これが成功への近道、
ほんとにそうですよね。
今日は体を治して、台詞を覚える。
ああ、しかしどこかで「約束は守れよ!」という言葉が聞こえる
迷える子羊なのでした…。
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6月8日(火) |
きのう、稽古が始まりました。
昨年から準備していたはずなのに、なんだか
あっけなく来てしまったような、この日。
ということは、きっと、初日も千秋楽もあっけなく
来てしまうのでしょうか。
いえいえ、そんなことはないでしょう。
今回もまた、台本が稽古初日の前日にできあがりました。
(ここだけの話)
そして稽古が始まってもなお、直しは続くそうであります。
だから、うちの中はまだまだ闘いが暮れてない感じ。
しかし、今回は「ミステリー仕立て」というだけあって、
演劇的作為がそこここに。
これから演出も加わって、きっと「アセンション2012」とは
180度方向の違うものができあがりそうです。
わくわくします。
ひょっとしたら、それはBROKENのにおいもあるかも
知れません…。
まだ誰にも分かりません…。
ということで、稽古場日記もスタート!
初参加の皆さんの紹介もしっかりしていきたいと思います。
どうぞ、皆さん、足をお運びくださいねっ!
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5月29日(土) |
あ〜、久しぶりに何も予定のない日です。
こんな日にちょっぴり二日酔いの私…。
それとも気温が低いのについてゆけず、
頭痛がするのでしょうか??
しかし、この2,3ヶ月振り返ってみれば、
何やらかにやらで、忙しい日々でした。
ワークショップとその発表会から始まり、
キッズのワークショップ再開と、7月公演の準備。
合間に、子供の学校の本の読み聞かせや
学校の委員の仕事などがちょこちょこと。
「アセンション・ミロク」の顔合わせは6月7日に
なったので、ほんとにそれまでのちょっとした
ブレイクです。
と言っても、公演の準備は細々と押し寄せている
のですが…。
昨日、扉座の「神崎与五郎東下り」に行って参りました。
今度トレランスに初登場の岡森諦さんが出演されて
いるからです。
ついでに、六角さんにも会えるし、今回は出演していない
伴美奈子さんとも観劇の予定を合わせて、
旧交を温める機会に恵まれました。
それで、ホルモン屋さんで焼酎のお湯割りと行っちゃった
んですね〜。
ところで、最近「公演の宣伝ならツイッターが便利ですよ!」と
聞いて、さっそく覗いてみましたが、なんだか扱いに
慣れなくて、まだ何もできていません。
巷では、i パッドの売れ行きがすごいらしいですね。
i ポットも、i フォンもあまり必要性を感じなかった私ですが、
そのうちi パッドだけは買った方がいいのでは、と
感じています。
そうして、いつもコンピューターを持ち歩いて、
ツイッターをして、ブログも書いて、そんな生活になって
ゆくのでしょうかね。
携帯電話にここまで依存するとは、10年前は考えられなかった
わけですから、10年後にコンピューターが我々の生活に
どのくらい入り込んでいるのか、ちょっと想像つきません。
なんか、体のそばに、というより、体の中に入って
しまうのではないでしょうか?!
時計とか眼鏡サイズになったりして。
身につけているだけで、様々なことができるとか…。
恐ろしい気もします。
とにかく、今は早く本ができることを祈るのみ!
がんばれ〜。
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5月18日(火) |
皆さま!お気づきの通り、7月公演の情報とチラシが
アップされております!
まだまだと思っていたのに、ふと気がつくと
もう本番まで2ヶ月もないじゃありませんか!
ほんとに月日がスルーしているように、スルスルと
流れていくので、びっくりしてしまいます。
出演者も強面が顔を揃えました。
演劇畑で活躍してきた方たちが何人もいて、
心強い限りです。
今日はその中の一人、岡森諦さんの劇団、
扉座の初日ですね。
座・高円寺でやっています。どうぞお時間ある方は
観に行ってあげてください。
そして、そして、
なにとぞトレランスの「アセンション・ミロク」も
お願い致します。
6月1日が発売開始日です。
じきに、こちらのHPからも申し込めるように計らいます。
劇場でお会いしましょう!
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5月8日(土) |
五月晴れの日々です!
そして今日は、やっと私もこの晴れた日を愛でる
気分になれました。
と言うのは、先週からずっと体調が悪く、
頭が重かったり、咳き込んだり、鼻水が止まらなかったりで
なんだか嬉しくなかったのです。
「ただの風邪じゃん」と言われそうですが、
そうとも言い切れないものが…。
前後してしまいましたが、発表会は無事に終わりました。
「無事に」というところに少し語弊があるかもしれません。
つまり、少し、ほんの少し、ハプニングがあったのです。
初日の朝、出演者の一人が車を運転していて、
普段ならするはずもないハンドル操作ミスで
電柱につっこみ、左ミラーを失くしてしまったとか。
二日目にどたキャンがあったとか。
朝起きてみたら、大女優の役の人のお腹に
何の覚えもない、赤い引っかき傷が三本刻まれていた
とか…。
きゃー、書くのも恐ろしいですね。
そのほか、いくつかありました。
ですが、発表会自体は無事に終わったのです。
そして、みんな頑張りました。
成果は出たのか?
それは7月トレランス公演のお楽しみ!
ところで、
先ほど書いた「有事」はすべて、私の体調も含め、
「楽屋」という芝居が連れてきたものに違いありません。
何せ、「幽霊もの」ですから。
そういうことに詳しい、私のボイストレーナーの先生は
おっしゃいました。
「芝居してたら仕方ないのよ。
また、憑依されない役者なんてまずいしね。助けて
くれることもあるんだし。」
大声を張り上げると逃げていくものだそうです。
だから、じっと芝居を見つめるだけの演出家が
怪我をしたり、体調を悪くするのは必然なのかも
しれません。
やはり、舞台にお払いは欠かせませんね。
そして私たち役者は「影法師」…おっと、これは
パックの台詞、私たち役者は「巫女」ですから、
この体を通して、目に見えない何かを受け取り、
体現するものと思えば、よからぬものが来る可能性も
充分です。
でも、こういうこともあると分かったので、また一つ
勉強になりました。
いわく、「準備は完璧に」
そういうものだと思って、取り掛かること。
できる対策は全部すること。
これに限ります。
よくも悪くもね。
さあ、7月公演に向けてまっしぐら!
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