2008年
12月26日(金)
年の瀬も押し迫ってまいりました。
今日は風の強い寒い日ですが、皆様いかがお過ごしですか。

私はキッズ・ワークショップの発表会も無事に終えて
ほっとひと息。
ですが、ただでさえも忙しい年末。次から次へと用事ができて
家の中を走っている始末です。

年賀状もまだだし、大掃除ももちろんまだだし。
その上みそかの日から珍しく旅行です。
自分の方も夫の方の家族も集まり、親戚一同で京都へ大移動。
冬の京都には実は行ったことがありません。
しかもみそかと大晦日なんて、とにかくどこも凄い人手が
予想されます。
でも、格別かもしれません。楽しみ〜。

その後、義母の家を訪れてしばらく滞在するので、
娘には宿題を持たせ、私は年始からとりかかる「公の園」の
台本持参です。
そうそう、それと1月末の娘のバレエの発表会の衣裳を
義母に教えてもらいながら作らねば…。

そして帰りがけに三重に寄って、お伊勢参りをしてこようかと
計画中。
なんだか忙しくて年末年始じっくり味わえないかもしれませんが
楽しんできたいと思います。
それまでに、もう一度このページで年末のご挨拶をさせていただく
つもりです。では、また!

12月15日(月)
あれあれ、知らない間に今年もあと半月じゃありませんか。
たっぷりさぼって、申し訳ありません。
なんだか忙しい毎日です。
あれもこれもと思うのに、体がついてゆかないもどかしさ。
また、風邪をひいてしまいそうな気配におびえています。
きのうは全国的に冷え込んだようですね〜。
そして今日はきれいに晴れて、でも気温の低い一日だそう。

さて、キッズ・ワークショップの発表会も近づいてきました。
23(火・祝)ですが、この日に向けて、11月下旬から毎週
土曜日と日曜日を費やして、練習に励んでいます。
ですが、2週間前まで出来がさっぱりで、あちこちで告知して
しまった後でしたが、「これは大変な恥さらしかも」なんて
思っていました。
何しろ、子供たちは顔を揃えると遊ぶことばかり考えて、
こちらの注意など耳を貸しやしません。
しかも、今回は少々難しい台本を作ってしまったので、
おのおの長い台詞も言わなくてはならないのですが、
毎回つっかえようが、忘れようが、どこ吹く風。
どうしてそんなに怠惰でいられるの?!と叫びたくなるくらい
何もできていないことに、平気の平左なんです。

このあたりのことは「ワーキングママ」に書こうと思いますが、
それがおとといあたりから急によくなってきて、見ている
こちらが驚きます。
子供の能力ってすごいですね。

そんなこんなで、23日は面白いものがお届けできそうです。
無料ですので、お近くの方は是非覗いてみてください。
子供たちの頑張っている姿って、元気づけられますよ!

11月29日(土)
きのう、ワークショップが無事終了しました。
9日間という短い期間で、それぞれ15分間くらいの
ページを覚え、最終日には発表会をしました。
題材は女性二人で「公の園」、男女のペアで「嘘と真実」。
どちらも上杉祥三の作品で、「公の園」はトレランス以前に、
「嘘と真実」はご存知のように、私たち二人で4年程前に
シアタートップスでやった二人芝居です。

先週末にキャスティングして、ページを割り振り、台詞を
覚えて来てもらい、今週は演技中心のワーク。
発表会に参加する組が次第に増えてきて、結局飛び入りも
含め、9組のペアが挑戦することになったので、私もビデオから
かつて本番で使った音楽などを起こしてきて、オープニングを
演出したりしました。
いつもワークショップの発表会には思うことですが、このまま
舞台に向かって練習を続けたいな、ときのうもまた思いました。
だって、発表会という本番を迎え、このメンバーで初めて、
ある高みにのぼり、ともに緊張感を分かち合ったのですもの。

意外に、ここまで来るのも容易じゃないんです。
やはり、ワークショップですから、それぞれ個人個人の動機や
目的や目標ラインがあるわけですし、別にみんなでまとまって
何かを作ろうと思ってきてくれているわけじゃないと思うんです。
それがいつの間にか、なぜかみんなでがんばろう!という
空気が生まれ、お互いにエールを送ったりしている。
なんだか、トレランスのワークショップは、この発表会があるために
終わる時にはいつも、ミニ公演を一つやったみたいな充足感が
あって、なかなか楽しいお酒になったりします。

もちろん、やりたいことはもっともっとありました。
でも、実際に参加してくれた皆さんはどう思われたか知りませんが、
少なくとも私は「やってよかった」と思い、ゆうべは感謝の気持ちで
熟睡することができました。
だって、全員が練習の時よりよかったですもの。
緊張しながらも高揚して、楽しんでいる空気が伝わってきました。

あれでいいと思います。
あの瞬間、自分が生んだ何かを大切にして、また演技というものを
研究していってほしいと思います。
今回、素敵な出会いができた方も何人かいます。
いつの日かトレランスの舞台で、一緒に立てるといいですね。
また、感想メールも届いていますので、ワークショップの欄に
載させていただきました。
お読みください。
次回は公演のお知らせができると思います。
寒くなってきたので、お体は大切に!

11月17日(月)
もう11月も後半ですね。
年末がすぐですね。恐ろしいですね。
でも、少し前の厳しい寒さとは打って変わって、
とてもいい気候に恵まれています。
それだけでも幸せです。

さてさて、ワークショップが始まりました。
今回はいつものメンバーに加えて、インターネットを通じて
応募してくださった方が数名いて、新たな出会いが
広がっています。
もし自分が応募する側だったら、どうだろう?といつも
考えます。
現在の自分に満足できず、或いはもっと新しいものを
吸収したくて、ワークショップを探して応募する。
そこには、勇気と好奇心、そして期待感が渦巻いているかと
思います。
費用のこともありますから、受けるワークショップは厳選される
はず。
そんなこんなを思うと、受けて下さった皆さんはいつもながら、
本当に勇気があるなあと感心してしまうのです。
同時に、その思いに120%応えられるよう、こちらも精一杯
頑張らねばと思うのです。

今回のテーマは「リラックス」と「自分の長所を引き出そう」です。
誰しも心を許せる人の前ではリラックスしているでしょうし、
人間は本来、リラックスしていればおのずと長所が出ている
ものだと思います。
その状態を、見知らぬ人の前で、或いは評論家の前で、
或いは意識している人の前で、いかに作れるか。
それには、場慣れが必要でしょうし、当然のことながら
技術も練習日数も必要でしょう。

そして「自信」が必要だと私は思います。
自信はどこから来るのでしょうか。
人によってもさまざまですが、自分の長所を知っていて、
それを出す術を知っていると、自信につながりやすいですよね。

今回は、あらいざらいさらけ出して、まず自分を知ってもらう、
というところから始めたいと思っています。
そして心の「リラックス」は体の「リラックス」から始まる、という
ことで、体を解きほぐす方法を知ってもらう。
あとは実践につぐ実践ですね。

この間も思いましたが、こうして口に出したり、文章にしてしまえば
簡単なことのようですが、実際は数年かかったり、つかんだと
思っても消えてしまったりの繰り返し。
演技は本当に奥深いものです。
ともあれ、ワークショップの皆さん、ともにがんばりましょう。

11月8日(土)
風邪をひいて2日間も寝込んでしまいました。
変な風邪でした。
一週間以上も、朝なんか変だな〜の小康状態を保ったまま、
このまま消え去ってくれるのかと思いきや、
ちょっと前に咳とともに勃発し、きのうおとといは、微熱のために
ものすごい頭痛と吐き気で、座っていることもできなくて
大事な打ち合わせもキャンセルせざるを得ない状態でした。
だって、電車に酔って苦しくなり、座って休もうにも休めない
のです。
結局、吐き気を抑えて、ほうほうのていでうちに辿り着き、
そのままベッドへ。そして夜までひたすら横になっていたという
始末。
こんなひどい風邪も珍しいです。
皆さんも気をつけてくださいね。

さて、そんな状態でも、毎日少しずつワークショップの参加
申し込みが増えていて、嬉しい限りです。
今回、まったく初めてお会いする若い方々もいて、どんな
演技を見せてくれるのか、とても楽しみ。

いつもそうですが、
今回のワークのテーマも「リラックス」。そして、
「自分のツキを引き出そう!」です。
自分のツキとは、長所のこと。
リラックスすることによって、自分のいいところを引き出し、
そこを基点に演技の幅を広げる。
言葉で言うのは簡単ですが、みんななかなか自分の
本当の長所が分かっていなかったりするものです。
あるいは分かっていても、出し切れていなかったり。
思い込みの演技をしていたり。

人間が、もしリラックスしていれば自分のいいところは
おのずと出るし、そういう状態であれば、だれでも
魅力的に写るものです。

簡単なことですが、これを目指したいと思っています。
興味のある方、今からでも遅くありません。
一回から受け付けています。
どうぞ、ご応募してみてください。

公演については、次回またご報告させていただきます!

10月29日(水)
すてきな秋晴れの日が続いていて、幸せ〜な毎日です。
いかがお過ごしですか?

先日、東京グローブ座で行われていた「サド侯爵夫人」を
観に行きました。
素晴らしかった!
篠井英介さんと演出家の鈴木勝秀さんのプロジェクトで、
6人の女性キャストはすべて男性が演じています。
花組芝居座長の加納さんや、トレランスにも随分出て
いただいた天宮良さんも出演されていて、とても華やか。

それにしても私はこの年になるまで、舞台できちんと
三島由紀夫作品を見ていなかったのだなあと思い知りました。
ほぼ3時間にわたる上演時間の間、登場人物はただただ
しゃべるだけ。
起こったことや時間の経緯などは、すべて登場人物の口から
語られるだけです。
「あれから6年がたったけれども」とか「あの人は今こうして
いる」とか…。
そうして、ここにはいない影の主役の「サド侯爵」をめぐって
お話が進むというわけなのです。
すごい劇構造です。シンプルといえば、あまりにシンプル。
そしてまた、一口にしゃべる台詞の多いこと、多いこと。
私は楽屋に出演者を訪ねて行って、「台詞多かったですねえ」と
まるで素人さんのような感想をもらしてしまいました。
そして、その平易だけれども綺麗な日本語の文章は、
ある意味、シェイクスピアより難しいかもしれません。

しかし、篠井さんはじめ、今回の出演者の方々は本当によく
健闘されていました。
特に篠井さんはもう台詞術といい、動きのしなやかさといい、
目も耳もくぎづけ。
また普段がとてもやさしい方で、私は大好きなのですが、
久しぶりに会いに行くと、やはり変わらぬ笑顔を下さいます。
「これ、女優がやったらいいと思うの。どう?」なんて
おっしゃっていましたが、あれを観た後ではとても、とても。
でも、そう言われてみると、役者としては一度は挑戦したい
本であります。
今の私ごときでは、三島先生のご遺族の方も上演をお許しに
ならないでしょうけど、いつかそんな素敵な機会に恵まれたら、と
また一つ夢がふくらんだのでありました。
ありがとうございました。


10月20日(月)
さぼりにさぼってしまい、本当にすみません。
秋晴れの続く、さわやかなひととき、いかがお過ごしですか?

トレランスでは、11月にワークショップを開催いたします。
すぐに詳細をアップいたしますので、ふるってご参加くださいね。
2009年春公演に向けて、出演者オーディションを兼ねた
ワークショップです。

さてさて、ひとしきり神様カードで盛り上がっていたわたくし、
一時期「これでもかっ」というくらい、「崖から飛び降りよ」とか
「新しい勉強にチャレンジ」と出ていたので、
何をしていいか分からぬまま、目に付いた新聞折り込み広告の
「着付け教室」なるものに応募してみました。
なんと無料なんですよ。
ただより高いものはない、と申しますから、このしくみは一体
どうなっているんだろう、と周囲にリサーチをかけてみましたが、
体験した人は見つからず、代わりにさまざまな憶測の意見が
飛び交いました。
それによると、たぶん、着付けができるようになって、
いいタイミングで素敵なお着物を見せられて、「売りつけられる」
のではなしに、「自ら買いたくなる」のではないか、という声が
もっぱら。
そして、私はそういう手合いのものに、人一倍弱いのであります。
カード地獄こそは避けておりますが、お洋服でも本でも何でも、
見ているうちになんやかやと自分に理屈をつけ、果ては
「ええい、自己投資なんだからっ」と訳分からない理由で、
お金を出してしまうこと、数限りなくあるのです…。
お着物や帯なんて、自分で着られるようになり、多少目も
肥えてきたら、もう絶対絶対欲しくなっちゃうこと必定です。

一組くらい、いいじゃないと言われる向きもあるでしょうが、
実家には、母の若い頃の着物や、祖母が残してくれた着物など
たんすの肥やしになっているのです。
まずはこれらに日の目を見せてあげてから…。

しかし、やはり和装というのはいいですねえ。
今はまだ普段着の帯も満足に締められない状態ですが、
やり始めてみると面白くて、うちで何度も何度も練習しては
にんまりしています。
私の個人的な計画としては、バレエを3年間みっちりやった後、
いきなり「和」の世界に転向し、日舞を始めようかな、なんて
いうのがありまして、そのさきがけとして、今回の着付けも
あったわけなのですが、まあ、バレエもやっと2年になった
ところですし、着物の方も、始め方に少々無理があったので
またいずれ機が熟すまで、今回はおあずけにしておこうと
思います。

でも、今度母の指導で、我が子が姪と一緒に民謡発表会に
出るのですが、その練習で子どもに着物を着せる時、
2回ほどの講習の着付けでもいきなり役に立ち、
我ながら感心しました。
その発表会にも、私も着物を着て行く予定です。
楽しみ!

9月30日(火)
涼しいのを飛び越えて、晩秋のような肌寒さになって
しまいました。風邪などひいていませんか?

先週、またまた鹿島神宮と香取神宮を訪れる機会に恵まれ、
どうせならゆっくりしようと、潮来に泊まってまいりました。
潮来って、あの「潮来の伊太郎(字が違ってたらすみません)」
の潮来なんですよ。
6月にはあやめがきれいに咲いて、人も多く集まるらしいのですが
先日は寒くなりかけたシーズンオフの土曜日。
あやめ園には人っ子一人いませんでした。
思わず、いたろう像を見ながら、橋幸夫さんのように首を振って
歌ってしまいました。

二つの神宮には、今回はお宮参りや結婚式でにぎわっていた
ようで、こちらは人が多め。
だからなのか、神様の気配が直接降りてこなかったような…。
それでも、境内の古くて大きな樹木に触れたり、気をいっぱい
吸ったりしてリフレッシュしてまいりました。

神様と言えば、このブログに書いた「神様カード」について
何人かの方に聞かれました。「どこで売ってるの?」と。
何かここで紹介すると「あれって…」と聞かれることは今までにも
ありましたが、私は個人的には「脚やせホームエステ」について
聞かれるんじゃないかと思っていたんです。
でも、そちらは皆無でした。
ま、私がまだ成果を上げてないってことも大きいですね(^◇^;)

「神様カード」は(有)テンプルビューティフルというネットショップで
売ってます。http://www.caycegoods.com/
ここは、エドガー・ケイシーがリーディングによって紹介した
グッズのあれこれを扱っています。
ひまし油なんて是非やってみたいのですが、今のところ
これと言って悪いところもないし…と思いながら、つらつら読んで
いたら、「神様カード」に出会ったのです。
ほかにも、面白そうな物、健康に役立ちそうな物など多数
扱っていますので、興味のある方は立ち寄ってみてくださいね。

私はその後も数枚の同じカードを順番に引き続け、
あるカードは「崖から飛び降りろ」、別のカードは「今がチャンス」
そしてまたほかのカードには「いつまでその狭いところに
いるの?」とこれでもか、これでもかと背中を押されて、
やっと環境を整え始めたところです。
きのう、そのスタートラインに立ってみて、「まずまずだ」と
思っていたら、今朝ひいたカードは伊佐那美命(いざなみのみこと)。
「今が肝心かなめ」らしいです。

与えられたメッセージを解読するのも、なかなか容易ではないの
ですが、この神様カードには私たちを応援してくれるような
言葉しか書かれていないので、安心します。
そして「何のことだろう?」と考えるのも楽しいものです。
何よりも、絵が面白くてきれい。
そして何故だか有名な女神が出てくると、単にそれだけで
嬉しいのです。まるで、坊主めくりでお姫様が出て、もう一枚
ひけたときの喜びのようなものでしょうか…。
皆さんもぜひお試しください。
そして、使った感想など、教えていただけると嬉しいです。
では!

9月18日(木)
朝夕涼しくなって、過ごしやすくなってまいりました。
いかがお過ごしですか?
季節の変わり目は、過去を思い出させます。
ふと新しい風が吹き、忘れていた五感を呼び覚ますのです。
昔やった芝居のこと、出産したときのこと、
ロンドンでの生活、遊びに行ったニューヨークでのこと、
などなど…。

ここまで来るのはあっという間でしたが、
思い出の数を数えると、わたしも結構、生きてるんですね。
なあんて…。

最近、神様カードというものを手に入れて、面白がっています。

日本の八百万の神様の中から、48の神様をカードに描き、
そこにそれぞれのメッセージが書かれているものです。
いわゆるタロットカードのようなものですね。
どんなふうに使ってもいいらしいのですが、
わたしはもっぱら、一日一枚、その日の神からの
メッセージとして、心を静めてひかせていただいてます。

これが面白いのですが、どんなにシャッフルしても、
なぜか数日立て続けに同じカードをひくことがあります。
わたしはこれを知人にプレゼントしたのですが、
彼もそうだと言っていました。
一時、「健康に目を向けよ」という少彦名神(すくなひこなのかみ)
が続けて出てきたかと思ったら、その後の数日は、
高御産巣日神/神産巣日神(たかみむすひのかみ/かみむす
ひのかみ)でした。
これは「崖から大いなる海に飛び降りよ」というものでした。
3日くらい続けてひいて、一日おいて「まさかね」と
思いつつやってみたら、また出てきたときには本当に
どきんとしました。
何回も言ったのに、やってな〜い!と怒られたような気が
したのです。
しかし、メッセージの意味が分からないのです。
「崖から飛び降りろ」と言われても…。
固定観念を捨て、もう一度生まれ変わるのだということらしい
のですが、何をどうすればいいのやら…。
とりあえず、「新しい勉強を始めるのもいい」とあったので、
今までやったことのないことを始めてみることにしました。

今日も出るかな〜?と思いつつひくと、
今日は待ちに待った「木花之佐久夜毘売(このはなのさく
やひめ)」でした!
これは非常に美しい女神です。
富士山の守り神でもあります。
桜の花の神秘的で、激しいくらいに美しいエネルギーが
あなたに降りてきています、とのメッセージ!
ああ、やっと美しくなれるのね、なんて思うのは
お門違いなのでしょうが、そういえば今朝、
新聞の折り込み広告を見ながら、
「今度はこういうスタイルをしたい」と、まるで若い頃の
ようにファッションに関して、インスピレーションが
沸いたのでした。
こんなのは、出産して以来、長いこと忘れていた感覚
です。
要するに、おばちゃんになるな、ってことでしょうか?!

でも、いつかここに書いた”脚やせホームエステ”の
効果がやっと出始めてきた時だし、
大好きな甘いものもコーヒーもビールも我慢した
かいがあったなー(まだ一週間ですが)と
ひとり悦にいっているのであります。

9月11日(木)
今日は9.11ですね。日付を書いていて、気がつきました。
米国でも、すでにそういう噂が流れていると聞いていますが、
あれをもし、本当にブッシュが指示していたとしたら…。
数年を待たずに、アメリカは大変革を強いられるのでは、と
思います。
その時、大統領は誰でしょうか。
日本はどうなっているでしょう。
地震や水害などの天災が起きるペースと、政権が交代したり
今まで聞いたこともなかった、良識のない食品会社の詐欺事件
などが起こるペースがお互いに先を争っているような、
先の見えない社会になってきているようです。


昨年に引き続き、こどもの演劇ワークショップで
発表会を行うべく、作品選びをしていたところ、
ふとメーテルリンクの「青い鳥」を思いつきました。

そこで、原本のままの戯曲を読んでみたのですが、
これが意外に深いんですね。
ほとんど100年前に書かれたものとは思えないくらい、
テーマとしても、現代に通じる。
チルチルとミチルのきょうだいが、
魔法をかけられて青い鳥を探しに行く先々で出会う場所が
「幸福の国」やら「夜の宮殿」やら「未来の国」やら
さまざまなものがあるのですが、
たとえば、「幸福の国」では、出てくる幸福さんたちに
名前がついている。
「健康の幸福」とか「こどもの幸福」とか「両親を愛する幸福」
とか「よい空気を吸う幸福」とか…。
そしてその人々が口をそろえて、チルチルたちに、
「私たちがあなたの家のすみずみにまで満ちているのに
気がついていないでしょう?」なんて言うのです。
確かに、健康であることの幸せは普段忘れているし、
こどもでいることの幸福は一瞬の夢だったような気がするし、
よい空気をすう幸福に至っては、たまーに田舎に行って
思い出す始末です。
この幸福の国で、もっとも光輝いているのが「母の愛のよろこび」
なんです。
この「母の愛のよろこび」というのは、実際の彼らの母親なのですが
もっと若くてきれいで、身なりがいいのです。
そしてチルチルたちを抱きしめて言うのには、
「おまえたちはここを天国だと思っているかもしれないけど、
おまえと私がキスするところは、どこだって天国なんだよ。」
うーん、この世の天国って、「愛」があるところなんですね。


そのほか、環境破壊のような話も出てくるし、
「未来の国」では、生まれる前の子供たちがたくさんいて、
みんなそれぞれ、地球に生れ落ちてからすることになっている
発明を研究しているのです。
機械を発明していたり、「大人が悪いことをしなくなる薬」を
発明していたり、それから病気や戦争を持って生まれることに
なっている子どもたちもいます。
それらの子どもたちは、順番に並んで、時のおじいさんの
合図によって、地球に落ちていくのです。
生まれる日時は決まっているので、順番が狂うのは許され
ません。
地球に別々に生れ落ちなくてはならない恋人同士もいるのです。

そのほか、さまざまなエピソードが、今読んでも新鮮で、
というよりむしろ、今だからこそ信じられる真実に満ちている気が
するのです。
そして極めつけは、その主題。
しあわせの青い鳥を探してあちこち旅をして帰ってきたチルチルと
ミチルは、もとの家に飼っていた鳥こそが、「青い鳥」だということに
気づくのです。
しあわせは遠くにあるものじゃない、今ここに、この瞬間に
この手の中にあるのだ、と気づかせてくれる終わり方です。
こどもに見せて分かるかなあ?と思いつつ、分からないなりに
子ども時代に、演じたり観たりする価値のある本だと思いました。

12月に発表会を予定しています。
もし、世田谷区近隣にお住まいで、小学生のお子さんをお持ちの方が
いらっしゃいましたら、参加してみませんか?
こどもたちは嬉々として、お芝居作りに参加しています。
今だったら、まだ役がありますよ〜。

8月27日(水)
女優の深浦加奈子さんが亡くなりました。
こう書いていても、信じられません。

深浦さんとは、ここ10年近くも交流がなかったにも
かかわらず、訃報を聞いてものすごくショックを
受けました。
1歳しか違いませんが、憧れの女優さんだったから
でしょうか。
今から20年も昔、わたし達は小劇場のスターなどと
もてはやされ、時折同じ舞台に立つなど、劇団同志の
交流もあったものです。
深浦さんは「第三エロチカ」のヒロインで、その美貌と
現実離れした存在感の持ち主で、いつも圧倒されました。
舞台を降りても、魅力的な人柄で、あの美しい顔で
歯に衣着せず、しっかり自分の意見を言うものですから、
そばで感心していたものです。
それでいて、やさしくて、ざっくばらんで
人間の大きさを感じさせました。

数年前、体を壊して療養中と聞いてましたが、
その後また復活され、時々テレビなどで元気な姿を
確認し、「そのうちどこかで会いたいな」などと
思っていたのです。

「死去」のお知らせはいつも突然です。
いつも「終わり」しか知らされないのです。
そして、わたし達はそれまでの間、病気だと知っていても
会いに行かなかったことを悔やみ、自分を中心に
生きていたことを恥じるのです…。

昨年も大切な人が逝ってしまいましたが、
今回は同世代の同姓だったので、悲しみとともに、
考えさせられてしまいました。
彼女は48年間という短い生涯、何を思って生きて
いたのか、「死」をどう受け止めていたのか、
自分の死亡記事を読んだらどう思うだろうとか、
彼女の死を悼んでいる人はたくさんいるだろうとか、
そうして、かつて彼女の周りにいた人々の顔が
浮かんでは消えるのです。

自分のことにも考えが及びました。
今、わたしが死んでも悲しむ人は何人いるだろうとか
自分が病気の宣告を受けたら、果たして最後まで
頑張って生きれるのだろうか、とか…。

とりあえず、わたしはまだ生かされるらしい。
だったら、日々一生懸命生きなくちゃと、また
新たに思い直すのです…。
そんなことに気づかせてくれて、「ありがとう」。

ほんとにほんとに残念ですが、
加奈ちゃんのご冥福をお祈りします。

8月26日(火)
いやはや、もう秋ですね〜。
季節っていつも突然変わるものだとは認識して
おりましたが、こんなにあっけなく涼しくなるとは…。
あれだけ「暑い暑い」と言ってたのが、懐かしいくらいです。

不思議なもので、涼しくなった途端に一変するのが、
食欲。
暑いときは、つるっと入るものなら、
あるいは冷たいものなら何でもオーケーくらいなものでしたが、
ここまで気温が下がると、
胃袋なのか、舌なのか、ただの脳の反応なのか、
ちゃんとしたものが食べたくなるのです。
そして、夏の間に締まっていた体が、知らない間にぶくぶくと
…。
実は、今年の私にとって夏というのはまさにお盆までで、
自分の誕生日の15日がピークでした。
その夜にお祝いで家族で外食し、
たんまりご馳走を戴いたところ、あっという間に、
夏の間の努力が水に流れて行きました…。
その後、取り戻そうとはしていますが、折りしもこの気温。
あれもこれもおいしい季節に突入なのであります…。

夏の間、話題の中心になっていたオリンピックも
熱や論議を残しながらも、閉会しましたね。
こうして終わってみると、オリンピックって
本当に国を挙げての大事業ですね。
あの為に、どれだけのお金が動き、どれだけの人力が
尽くされたことか…。途方もない単位だと思います。

そして、その華やかな舞台で活躍する選手たちと、それを
支える人々。
今回は、オリンピック選手とその家族がどれだけ強い
結びつきで、この最大の山場にチャレンジしたのかに
つい目が行ってしまいました。
親が子を支えるのはもちろんのこと、
ちょっと驚きだったのは、
きょうだいがパートナーになっていたり、
トレーナーになっていたり、心の支えになっていたりした
ケースが意外に多かったということです。

自分のきょうだい関係を考えても、自分の人生を費やして
きょうだいの選手生活のために奮闘したり、
また一緒に歩んできて、どちらかがやめるからと言って
自分も目標を見失うなんてことがあるとは、ちょっと
想像しにくかったんですね。
わたしのきょうだいが特別仲が悪いということではなく、
まあ、ごく普通だと思うのですが、
それほどオリンピックに出るような選手になるには、
まわりのサポートが必要だし、またそういう環境を
選んで生まれてきているのでは、と思わされました。

そして親と子。
チチローじゃないけれど、やはりオリンピック選手が
生まれる環境に、絶対必要なのが、親ですよね。
ここから先は「ワーキングママ」のフィールドですが、
コーチや指導者がつく前に、そもそもそのジャンルを選ぶ
時の要の存在になっているのが親だと思います。
もともとその競技をやっていたり、選手だったり、
先生だったり、似たような種目で活躍していたり…。
やはり、先鋭の世界では、よき理解者や後援者や
指導者が最初からついているものだということでしょう。
クラシック音楽などと同じように、特別な世界なんですね。

そしてその競技に出会った幼い頃から休まずに
一日24時間、それに時間を費やし、そのことばかりを
考え過ごすことが一般人には、とてもできないことだから
そういう人々の闘いが、こんなにも感動を呼ぶのでしょう。
4年ごとに、1分1秒を争うなんて、私にはとてもできる
芸当ではありません。
しかも、失敗したり不調だったりした場合、4年間も
その残影に苦しみながら練習しなけりゃならないなんて。
よほど強い人々なのだと思います。
惜しみない拍手を送りたいと思います。

8月13日(水)
一時、気温が30度くらいになって、信じられないくらい
涼しいと感じた時がありました。
が、また最近どうも湿気が多いのか、体中の水が反応して
一緒にぬるまっているような…。

道端の緑も、もう日に焼けて、すでに緑というより
茶色に近いような、夏もここまで来ると、あらゆるものが
暑さにくたびれて見えます。
でも、8月はあと半月以上もあるんですね。
夏バテしないように、皆さん体調には気をつけてください。

さて、前回の伊勢への旅行で、外宮の偉大さにひれ伏した
私めは、今度は千葉の香取神宮、茨城の鹿島神宮に
お参りしてきました。
この二つの神社は、平安時代には伊勢神宮と合わせて、
日本に「神宮」と呼ばれるものが3つしかなかった、
そのうちの二つだそうです。
二つの神社は、ともに戦いの神様だそうで、国を護るお力が
あるとか。
だから、鹿島アントラーズはここへのお参りを欠かさずして、
いつも強さを保っているのだそうです。

それなのに私たちは、かれこれ10年程前、ここにお参りに
来て、「どうぞ子供を授けてください。」と場違いなお願いを
したのでした。どこにも「子授け」とは書いてないのに。
それも通りがかりでなく、わざわざこれらの神社を選び、
足を延ばして来たのでした。
その頃はまだまだ勉強が足りなくて、由緒正しい神社なら、と
いう気持ちだったのでしょうが、果たしてたどり着いた神社は
どちらも霊験あらたかな、立派な神社でした。

10年前、今ほどそういったものに敏感ではない頃にも、
「いい神社だな。」と感じたくらいです。
どちらも杜が深くて、入った瞬間に世界が変わります。
だから、今回もとても楽しみにしていました。

まず香取神宮。
夏休みだというのに、境内には私たちしかいないようです。
久しぶりの凛とした空気に触れて、またまた感動。
願いが叶って出産して、本当はもっと早くお礼参りに来るべき
だったのに、「こんなに遅れて申し訳ありません」と
心の中で謝る私を、大きな温かいものが包んでくれたような
気がしました。
「おかげさまで、いい子に恵まれました。家族三人、幸せです
…」とここまで報告したら、もうあとは何とも言えず、ただただ
「ありがとうございます」と頭を垂れるだけです。
体の中から熱いものがこみあげてきて、涙を抑えられませんでした。

ほんとに、なんでこんなに泣けちゃうんでしょうねえ。
先にお祈りを済ませて待っていた娘が「おしん、見たの?」と
揶揄してました。
(先月、二人で新橋演舞場に「おしん」を観に行ったのです。
あまりに可哀相さに、私はボロ泣きだったもので…)

鹿島神宮は、わりといつもにぎやかなようです。
とにかく、境内が広くて、まず本宮にお参りした後、奥の道を
歩き、飼われている鹿を見たり、池に行ったりするのですが、
ここは奥宮に神様がいらっしゃる気配を感じました。
いらっしゃいますね、鹿島アントラーズを守る神様。茨城の
地を護る神様が。
でも、外から来た者にも、とてもおやさしいよう。
ここにも「場違いなお願い、申し訳ありませんでした。」と
深く頭を下げました。

不思議なのは、池の近くに湧き水があって、その横に、その
水を使って料理をする店が一軒建っているのですが、
36度という猛暑の中、冷房も使わず、窓を開け放している
だけです。そして、中に入ると、汗がひいて寒いと感じるくらい
涼しいのです。
「気」というのは、面白いものです。

帰って来てからも、ふと目を閉じて、あの「気」を思い出して
みると、それぞれの神様の温かさや、神社のひんやりした
空気を身近に感じることができ、何だか神様って、とても
人間に近いのでは、なんて漠然と思ったりしています。

8月4日(月)
夏も折り返し地点を過ぎ、今年もあと4ヶ月。
暑くてばてて、寝られる時につい睡眠を、と
うたた寝のつもりがぐっすり昼寝、なんてことを
している場合じゃないですね。
私ももうすぐ、また一つ年を取ってしまいます。

けれど私は、今年のお正月に、「今年はもう
〇〇歳かぁ…」と数え年で自分の年を考えた瞬間に、
なぜだか気持ちがその年になってしまい、この半年間
実年齢よりも一つ年を余計に取っていました。
同い年の人と会って、「あれ?まだ〇〇歳だっけ?」
なんて思うこともしばしば。
だから、今年の誕生日は得したような???
年を取るショックが薄いです(笑)。

我が家も珍しく、早々に海に出かけてきましたが、
きれいな伊勢の海に、くらげを発見。
「おや?」と思いましたが、被害にも会わなかったので
気にせずに帰ってきましたが、うちに帰って新聞を読んで
びっくり。
全国の海に、7月中からくらげが出没しているとか。
刺されて病院に行った人もいるらしいと聞いて、
あれは見間違いじゃなかったんだと再確認しました。
異常ですね。
来年から、海水浴もおちおちできなくなってしまうのでしょうか。
私たち人類が自然に対してしてきたことを、今しっぺ返し
されているような気がしてなりません。

そんなこんなもあり、自分たちのこと、身の周りのこと、
そしてこの地球に安心して暮らせるようにと、
神様にお参りしてきましたよ〜。
久しぶりの伊勢神宮でした。
今回は欲張って、まわりにある月読みのみことの神社と
倭姫をまつる神社、それに少し足を延ばして、伊雑の宮にも
行ってきました。佐留多彦にも。
朝6時前に家を出て、伊勢市に着いたのが10時過ぎ。
はるばる東京からやってきたという気持ちが手伝うのか、
一番最初に外宮におまいりすると、必ず感激して涙が出て
しまうのです。
人もいっぱいいるし、ざわざわした所なのに、お賽銭を投げて
手を合わせ、目を閉じた瞬間に、「ああ、ここまで来れました。
やっと来れました。ありがとうございます。」という気に
なってしまうのです。不思議です。
2年前に行った時も、まさにそんなふうだったのですが、それは
5年ぶりだったからだろうなどと思っていましたが、どうも
そういうことではないらしく。
やはり、神様がいらっしゃるのでしょう。
宇宙に繋がるスポットだと言うだけに、畏敬の念で、思わず
ひれ伏してしまうのかもしれません。

それから、天照大神はここにいる、と言われている
伊雑の宮では、近くの「日本一の米がとれる」という田んぼに
ものすごく神聖なものを感じました。
思わず、へなへなと寄って行きたい衝動にかられました。
私はまったく霊感というものがないのですが、
霊験あらたかな場所は、普通の人と同じように分かるようです。

それから倭姫!
実は「クレオパトラの鼻」という芝居をやって、もう4年になろうと
していますが、その冒頭で倭姫の役をやらせていただいてたので、
私としては是非おまいりしたかったところ。
手を合わせて目を閉じたら、思わず謝ってしまいました。
「拙い演技ですみませんでした。勝手にやらせて頂いてすみません
でした。」と。
そして厚かましくも、「もし機会があったら、どうぞまたやらせて
頂ければ嬉しいです」と心の中で唱えると、
目をあげた瞬間、とても温かいものを感じ、それがまるで
「いいよ。」と言って下さったお答えのように思えて、嬉しかったです。

目に見えないものって、つい思い違いや勘違いかと思いますよね。
でも、心の中にひらめく直感は、きっと間違いのないものなのだと
信じています。
たとえ間違いであろうとも、自分の心がほっと安心したり、
うきうきしたりしたならば、きっと「正しい」のではないでしょうか。

素晴らしいパワースポットに触れて、私も少し穏やかな人間に
変わっていたらいいのですけど…。

7月18日(金)
明日から夏休み!
この「!」マークはあくまで子供の気持ちになっただけで、
現実の私は「!」な気分でもないのです。
なぜかって…。

日中の家の中には、主婦一人でいるのが健全。
エネルギーを持て余した子供と、この暑い夏にしょっちゅう
家の中で顔をつき合わせることを考えると…。
さらにうちは仕事不定期な家なので、へんな時間に
夫と二人でいることもあり、さすがの私たちも会話が途切れがち
だったりして…。
でも、家族が健康で一緒に過ごせる時間がたっぷりあるなんて、
なんて幸せなことでしょう。
だって、いつかはきっと離れ離れになってしまうんですから。

さてさて、この暑い夏に最近私が夢中になっていること。
それは「脚やせ」です。
ある時、ひょんなことから「脚が気になっているのなら…」という
広告を目にしたのですが、それがその時の私には
ものすごくタイムリーで、なぜかというと、先月マネージャーに
「下半身太った?」とただの質問のようなお小言のようなものを
戴いていたからです。
できる時は週に2回バレエに通っているからと言っても、脚だけは
筋肉がつくことはあれ、なぜか細くならなくて、どうしたもんかと
悩んでいたわけです。

この「脚やせホームエステ」、ネットで誰でも購入できる代物ですが、
中身はかなり情報に溢れていて、なかなか優れものだと思います。
(ただし効果的なのかどうかは、私もまだ実証できていません。)
脚が太くなる原因は、ほとんどがむくみだって知ってました?
その、むくみの取り方や、それから根本的な食事の問題や日常
生活。
事細かに説明してくれていて、「なるほど」と思うこと、いっぱい。
大体、「ある飲み物を常用していると脚が細くなります。それは
モデルだけが持ち歩いているもので、コンビニなどで
安価で買えるのです…」
購入したら、この飲み物を教えてくれるなんて言われたら、
ものすごく想像力たくましくなって、脚やせに興味なくても、
ついお財布の紐をゆるめてしまいそうじゃありませんか。

ゲーム感覚で、それは何だろう?とあれこれ考えていましたが、
結局思い当たりませんでした。
そして、買ってみてから、「へえええええ」の一言。
健康オタクな私としては、体に関しては、結構研究してきたつもり
ですが、これもその一部とリンクしていて、こんなところにも
こんな概念が…と驚きました。

何を言ってるのか、さっぱり分かりませんね。
興味のある方、是非挑戦してみてください。

何が書きたかったかというと、その教材では、とにかく一日中、
脚のことを考えていなさい、と示唆されているのです。
そうして、ちょっとお手洗いに立った時に、軽い運動、
メールを打ちながらマッサージ、お風呂に入りながら
あれこれと、とにかく使える時間を細切れにどんどん使う。
夜寝る前には、きれいになった後のことを思い浮かべ、
朝起きてすぐに、そのことに向かって活動を開始する。

これは、まるで「マーフィーの法則」では、と思ったんです。
「なりたい自分」を思い浮かべ、しょっちゅうそのことを考え、
手帳に「なりたい自分」に近いイメージの写真を貼ったり、
壁に絵をかけたり、寝る前にはそのことを思い浮かべる。
違うのは、運動という「実践」。
でも、これは「マーフィーの法則」では、すでに手に入れたと
いう実感を持つことにあたるのでは、と思ったのです。

こういう努力は、きれいになるためだけでなく、人生全般に
使えるんだ、と改めて納得してしまいました。
ただ、違いは目の前に「脚」という物体があるかないか。
目に見えない状況(家族に囲まれて幸せに暮らす、とか
お金をうんと稼いでセレブのように暮らすとか)については
想像力を働かせなくてはなりません。
それができるかどうかが分かれ目なんですね。
またひとつ勉強してしまいました。

7月11日(金)
ガソリンや食料の大幅な値上がりに、否応なく慣らされて
来た今日この頃、皆様はお元気でお過ごしでしょうか。

今年の梅雨は集中的に降って、後は晴れるという
「割り切りのいい(?)」雨の降り方だったそうです。
確かにおかげで、じめじめ暗くならずにすみました。
人の気持ちはかなりお天気に左右されますものね。

おひさまが出てくると、今まで沈んでいた心が「ま、いっか」と
あっけなく晴れてしまうことがあります。
太陽のエネルギーというのは、光合成で植物を育てたり、
蓄電したりするためだけでなく、人心にもはっきりと影響を
与えているのだと思います。
さらに、この現代は太陽エネルギーというのが高まっているらしく、
ある人に言わせると、ちょっと昔はお経で現世利益が叶っていた
ところが、最近はなかなかそれがうまく行かない。なぜかと
言うと、最近は太陽のパワーが強くなっているので、
「ありがとう」と感謝することで願いが叶っていくのだそうです。

私もじゃばじゃばの雨に打たれて、私らしくもなく沈んでいたときが
ありました。
そんな時はどんなに「シークレット・シフター」を使ってもだめだったり
するのです。
でもその代わり、「ありがとう」をいっぱい言ってみました。
数日たって気がつくと、何となく嬉しいことも起こるようになってきて…。

きのう、前回このブログでご紹介した今野さんのご本を薦めてくれた
知り合いの方に、このブログのことを誉められてしまいました。
「読むと爽やかになる」って。ありがとうございます。
嬉しいですね〜。こんなに嬉しいことはありません。
たとえお世辞であっても、数時間続いた「嬉しかった気持ち」は
私のものですから、そしてそれのために、日常のささいな1シーン、
1シーンが輝いて見えたとしたら、それだけで感謝です。
単純でも、おめでたくても、幸せな方がいいですよね。

そういえば、きのうはほかの友達にも別のことでお世辞を
言われ、ちょっといい気分でした。
おとといも、ママ友に、また別のことで誉められて、
まんざらでもなく…。
下を向きがちだった私に、守護霊さんがポンポンと肩を叩き、
「そんな卑下することもないよ」とそっと言ってくれたかのよう。
思わず、へりくだりもせず、満面の笑みで
「あら、ほんと?ありがとうございます!」と言ってしまいました。

私もごく最近です。
こうやって、誉められた時、悪びれもせずに「ありがとう」と
言えるようになったのは。
それが見え透いたお世辞であっても、わざわざ言ってくれた
その人に感謝。
そしてまた、単純に喜んでいる私のおめでたさも自己肯定
しちゃいます。
だって、「シークレット・シフター」をいつも募集中ですから。

自分の怒りグセは、前世からのカルマであることが多いから、
何かあってカッと来たら、それをいちいちノートにつけておくと
よいと中丸薫さんはおっしゃってました。
そうすることによって、自分の思いグセが分かり、カルマを
解消する手立てになってゆくと。

これをつけ始めた私は、大体つけなくても分かるようになって
来たのですが、今日、このマイナスのことじゃなく、プラスの
嬉しかった出来事をつけていった方がいいのでは?と
思いつきました。
もちろん、カルマを解消するためでなく、自分がいつも
幸せでいるために。
沈んだ気持ちの時、落ち込みそうな時に、それを取り出して
読んでみたら…?
ひょっとしたら、「私って、こんないいところがあるじゃん!」とか
「能力があるかも!」とか「まわりの人に大切にされてる」とか
「こんなに幸せなんだ」と気づけるかもしれません。

そしてそんな気分を持続して、今度は周りの人を誉めたり、
励ましたり、慰めたり、元気づけたりしてあげられたらいいですよね。
皆さん、今日は一つ、一つと言わずいくらでも、誰かを
誉めてみましょうよ。

6月27日(金)
今年も、もうほとんど折り返し地点ですね。
最近「日が過ぎるのが早い」と思っている方、それは
年のせいでも(失礼(^◇^;) )、気のせいでもないらしいですよ。
時間がたつのが以前より早くなっているという研究結果が
あるそうです!ほんとでしょうか。

知人に薦められて、今野華都子さんという方の本を
読みました。「顔を洗うこと 心を洗うこと」という題です。
エステシャンから出発して、今は志摩のリゾートホテルの
社長さんであるらしいですが、彼女の文章の中で
はっと思ったことがあります。
彼女の洗顔教室には多くの方が「きれいになりたい」と言って
通ってくるそうですが、「どうしてきれいになりたいのですか?」と
逆に質問するそうです。
すると、ほとんどの方がその先の言葉を用意していなくて
「えっと…」と考え込んでしまうらしいのですが、
そんな時、今野さんは「きれいになって、いきいきと輝いて
その輝いた自分を役に立たせて、社会や誰かのために
還元していく喜びを味わいたいからではないの?
そうやって、自分の命が終わる日には、
いい人生だったって終わりたい。
そのために生まれてきたんじゃないかしら?」と
聞くのだそうです。
すると、ほとんどの人が「ああ、そうです、そうです。」と
答えを見つけたと言わんばかりに喜ぶとか。

そうか、と私も思いました。
きれいになったら自信もつくし、余裕も生まれる。さて、そう
なって果たして自分は何がしたいんだろう、と考えると、
確かにいきいきと働いて、誰かの役に立ちたい、社会に
還元したい、と人は思うのですね。
私自身も確かにそう思います。
いきいきと自分を活かして動いている人は、それだけでも
輝いて見えるし、一緒にいてパワーがもらえる、できれば
自分もそんなふうになって、誰かにパワーを与えたいと。

そう考えると、人は本当に、人の中でしか生きられないもの
なんですね。もちろん、たまには孤独を愛し、孤高の生き方を
望む人もいますが、大方の人は、まわりの人を気遣い、愛し、
協力し、ともに生きていくことに喜びを感じるのだと思います。

女性の「きれいになりたい」という意気込み(最近は男性も?)
には、そんな人間としての究極の本能が隠されているのかも
しれません。
6月19日(木)
梅雨の晴れ間が続いています。
今日は一日曇りの予報で、重い雲がたちこめるのかと思いきや、
何だか陽射しも時々あり、風も時々吹き、すがすがしい気候に
なりました。
こんな日は、なーんか幸せです。

幸せな気分のうちに、いっぱいいいことを引き寄せたいものです。

最近、せっせとバレエに通って、体を鍛えていますが、
こういう習い事というのは、習慣化しないと続かないけど、
ルーティンになってしまうと、成長が遅くなると感じました。
つまり、慣れてはいけない。

私はバレエを始めて、1年半ほどになりますが、
最近ようやく、足の動きがどういう規則性を持っているのか、
分かるようになりました。(手はまだよく分かりません…)
同時に、うまい人と自分のどこが違うのか、それから先生の
動きがよく見えるようになってきました。
正直言って、バレエを始める前は、ジャズダンスとそう変わりない
くらいの認識しかなかったんです。
でも、バレエには確固たるシステムがあり、ルールと約束事が
とても多くて、自分なりに踊るというのは、ある到達点に達した
人だけに許されることで、今まで私が踊っていたのは、とても
自由なダンスだったのだと思い知りました。
40過ぎてから、それらの動きを網羅するのは、大変なことです。
今までは、とにかく手さばき、足さばきを間違えずにやることで
レッスンの時間は費やされてました。
そして最近やっと、ちんぷんかんぷんの状態から抜け出せたかなと
いう感じです。

不思議なことに、そうなって初めて、先生の説明を聞いているときに
どんなに自分が集中してなかったか分かるんですね。
先生が「ここが大事!」と熱をこめてしゃべっている時に、
先生の振りを見ていながら「先生の首ってきれいだなあ。Vネックを
あんなにきれいに着こなせるなんて。そういえば、きのう…」と
言うように、雑念が後から後から沸いて来て、まったく集中していない
時があるのです。
今日はそのことに気がついて、その雑念を「えええいっ」と追いやりました。
すると、曇りがとれた空のように、ささーっと覚えなきゃいけないことが
入ってきたんですね。
「そうだった、集中しているときってこうだった。」と思い出すのに時間は
かかりませんでした。

何事も集中ですね。
「この集中力こそが、最近とみに感じられる、一日の短さをうめて
くれるものかもしれません…。

6月3日(水)
関東地方も梅雨入りしてしまいました。
もう今から、いつ来るか分からない梅雨の晴れ間が
待ち遠しいです。

私は相変わらず、太陽呼吸法で体の中に太陽の光を
感じるべく、毎朝(できる限りの毎朝(^◇^;) )、呼吸を
しているのですが、うまく行くと、実際に太陽の光線を浴びた
時と同じ、体温の上昇があるそうなんです。
人間の体って面白いですねー。

でも、最近またまた感じるのは、こんなふうに誰かの理論を
本などで独習して身につけるというのは至難の業だと
いうこと。
一人でやっても分からない、習慣化しない、だからものに
ならないということでもありますが、もっと究極的に言って
しまうと、誰かが考案したものは、所詮その人(だけ)の
理論なのではないかと思うのです。
いや、そう言ってしまうと釈迦もキリストも、それこそインドの
ヨギや中国の気孔師や、ありとあらゆる説や技を唱えている
方たちの、そのやり方が意味ない、なんて極論にとられて
しまうと困るのですが、もし、その人の方法に魅せられたならば、
胸に飛び込んで直接教えを請わないと、
その人が失敗を繰り返しつつ編み出した、その体温や血や
汗を感じつつ習得するくらいの勢いがないとだめなのでは、と。
でなかったら、自分で編み出せってことなんじゃないでしょうか。

そうは思いながらも、家でこつこつ独習するのが好きな私…。
せめて「念」を入れて、呼吸したりストレッチしたりすることに
しましょう。

ところで、船井幸雄さんからいつも携帯にメルマガが届くのですが、
先日のメッセージにこんなことが書いてありました。
「本当のプラス発想をするために 」というタイトルで、

マイナス思考をしてしまった時、まずはその時の自分の感情を一度
しっかり受けとめてみるということ。人は悲しい時、さびしい時、不安
な時、何かを怖れている時などにマイナス思考をしやすいもの。
そうした感情に気づいたら、「さびしいと感じているんだね……。
でも大丈夫だからね……」「本当はおそれているんだね……。
でも大丈夫だからね……」という具合に、他人を励ますように
自身に語りかけてあげましょう。
感情を無視したり、ごまかしてばかりいては、本当のプラス発想は
できません。」

と。なるほど、と思いました。
最近、プラス思考だの、プラス発想だの盛んに言われている中で、
うつもどんどん広がっていると聞きます。
無理しない、自分をまず大事にする、ということが大切なんだなと
思いました。
さらに、こんなことが…。

「また自分の感情をこうして受けとめていますと、他人の感情さえも
愛を持って理解できるようになるでしょう。
どんな感情も、あなたの魂をよりあたたかいものにするために必要な
経験だと知ることで、本当のプラス発想が可能になるのです。」

5月23日(金)
きのう、今日と真夏のような暑さが続いています。
真夏とちょっと違うのは、乾燥度でしょうか。
この季節はまったくじめじめしていないので、欧米の夏のような
爽やかさがあるんですね。

しかし…。ちょっと暑くなっただけで、体にだるさを感じるのは
私だけなのでしょうか…。
もっと体力つけなければぁ…。
何が問題かって、体がだるいと精神もだるいということですね。
最近、私は本屋に平積みされている、あの「ザ・シークレット」を
読んでいるのですが、いついかなるときも「いい気分」でいる
ために、あらゆる努力を惜しまない気ではいましたが、
体の方からやってくる、じんわりとした疲れは、落とし穴でした。
「なあんか、気分が高揚しない。なあんかやる気が起こらない」と
いうことで一日終わったりしますもの。

でも、この本に書いてあることは、真実だと思うのです。
私たちがいい思考をしているとき、いい気分であるものです。
マイナス思考をしていて、いい気分であるはずがないのですから。
だから、気持ちというのは、今この瞬間に私たちがいい思いを
抱いているかどうかの、証拠になるというんです。
面白いでしょう?
そして、いい気分が、さらにいい気分になるようなことを
呼び寄せる、好循環でこの世はめぐり、私たちは自分たちの
考えているものになれるというわけです。

「引き寄せの法則」というのですが、膝を叩いて「なるほど!」と
思ってしまいました。

この項目を読んでから、私はしょっちゅう、自分の感情を
チェックしています。
今、どんなことを考えているか、過去の失敗をなぞって
悪い気分になってないか、もしそうなら、何を考えれば
いい気分が戻ってくるのか。

この本では、自分の気持ちをすぐに切り替えられる方法を
「シークレット・シフター」と呼び、そのリストを作ることを
薦めています。
美しい思い出、将来の夢、笑えた瞬間、自然、愛する人、
お気に入りの曲など。
もちろん、その時々によって、気分転換に効果のあるものは
異なるので、あれがだめならこっち、これがだめならあっち、
と、試さなければならないのが、また面白いところ。
人間の心って、生き物なんですよねえ。

興味があったら、読んでみてください。
「秘密」と題されているだけあって、「へえ」と思うことも
多々あります。
でも、自分が変われそうな気がする楽しい本です。

5月14日(水)
肌寒い5月…
がっかりしちゃうのは私だけではないでしょう。
でも、気温が低いだけで文句を言ってはいけませんね。
世界には、今この瞬間にも、がれきの下で苦しんでいる
人や家族を亡くして嘆いている人もいるのです…。

本当に、立て続けに起こる、この天災は
防ぎようもないだけに恐ろしいものです。
2008年は様々な天変地異が起こる、と何かの本に
書いてありましたが、本当にこの先も続くのでしょうか。
神様が地球をないがしろにした人間に怒っているのでしょうか。
それとも悪政で叩かれているのでしょうか。

「防ぎようがない」と書きましたが、もしかしたら防ぐことが
できるのかもしれません。
それは私たち一人一人が心を入れ替えること。
心を浄化すれば、一人一人の波動がよくなり、ひいては
その地域、その国の波動がよくなり、地球上の全人類に
それが広がれば…なんて、思ったりします。

けど、この心の浄化がちっとやそっとでは行かないんですよね。
尊敬する中丸薫さんは、そのために次の方法を提示しています。
「自分の思いグセを直す」…何か事が起こるたび、ムッとしたり
カッときたりしたときのことを、逐一ノートに書きとめるのだそう
です。
すると、何ヶ月かたった時、その出来事と行動と感情の関係に
ひとつの癖が見出され、その癖を取り除こうと努力して、
はじめて心が浄化され、この世でのカルマが修正されるのだと。

確かに、思いグセってあります。
この本を読む前から、自分にはそんなものがあるな、と
思っていました。でもそれがカルマだとは知りませなんだ。
カルマというからには、なかなか取り除けないものなのでしょう。
でも、今世で正さなければ、またあの世に持ち帰り、それと供に
生まれ変わらなければならないなんて。
もうこの自分の嫌な部分は、この世で終わりにしたいものです。
だから、痛いけど、ノートづけやってみようかな、と思ってます。


さてさて、きのう映画「相棒」を観に行ってきました。
映画館に行くのは久しぶりです。
早稲田劇研で、一年下でやっていた戸田山雅司さんが
脚本なので、観に行ってみたのですが、
面白かった!
謎解きのようなストーリー展開もさることながら、緊張感の
あるカメラワーク、そして豪華な俳優陣。え、この人が
こんな役で?!というケースも多々あって意外でした。
「相棒」なら出る!(どんな役でも)という俳優さんも
多いとか。なるほど、頷けます。
私も同じく宣言しちゃいます!
「相棒」に出る!

先日は子供のためにミュージカル「アニー」を観に行きました。
こちらも手ごたえがありました。
昔ながらの、ほのぼのとした素敵なミュージカルでした。
ブロードウェイに行きたくなりました。
元気をもらって、パワーアップ。
やっぱり観劇はいいですね!

5月7日(水)
G・Wも終わりました。
今年はなかなかお天気に恵まれませんでしたが、
皆さんどのようにお過ごしだったでしょうか?

先日のコラムに一部訂正があります。
5月7日放送の「警視庁捜査一課9係」の第4話のタイトルは
「時給5万円の殺人」でした。
失礼致しました。
5月2日(金)
G・W真っ最中ですね。
いかがお過ごしですか?

金曜日の今日、もう交通渋滞は始まりつつあるとか。
お天気が不穏な感じですが、この新緑の季節、
外に出ないことほどもったいないことはありません。
普段、決してアウトドア派ではない私も、この季節だけは
うずいちゃいますねえ。

と言っても、バーベキューの道具を持っていたり、
ハイキングやトレッキングのたしなみがあるわけでもなく、
ましてや海のスポーツなんてまったく馴染みもないのですが。
とにかく、自然に触れたくなるのです。
一度、周囲に人口の物がいっさいないところへ行って、
一日ぼんやりしていたいものです。

まあ、とは言っても計画性のない私のことでもあり、
家族まとまって行けないということもあり、
今年は東京郊外の実家のまわりの自然と戯れるのと、
あとは久しぶりにガーデニングで土いじりといったところ
でしょうか。

昔はなかったことですが、信じられないくらいきれいに
咲いた花を見ると、それだけで感動するようになりました。
神代植物公園の、温室に並べられた巨大なベゴニアの
極彩色に息をのまれて、それだけで、こんな色を見れる
この眼に感謝し、天国ではこんな花々が咲き乱れている
のじゃないだろうか、なんて思ったりするこのごろです。

今日はこれから、G・W特設市場に
ダリアを仕入れに行きます。
夫が稽古の合間にせっせとベランダ掃除をしてくれた
おかげで、すっかりきれいに片付いたベランダに
色とりどりのダリアが並ぶかと思うと、もうわくわく〜。

皆さんもどうぞ素敵な時間をお過ごしください。
あ、そうそう、私たちの出演した「警視庁捜査一課・9係
第4話・ほくろ」は5月7日(水)に放送だそうです。
お楽しみに!

4月21日(月)
いかにも春らしい、風の強い、天候の不安定な日々が続いて
います。
気温の変動も激しいですね。
でも、この季節は八重桜が本当にきれい。
ちょうど、うちの屋根なしガレージの真上に、八重桜がこんもりと
花をつけるので、うちの車はこの時期、落ちてきた桜の花びらで
飾ったようです。しかし…、これがこびりつくと、掃除に大変な
労力を要するんですよね。
単なるゴミじゃなくて、生きているものから生まれる代謝物は
相当な力があり、植物もまたしかり、ってことを見せ付けて
くれます。

ほんとうに、あの桜も生きているんだ、と感じます。
うちの家の中を明るくしてくれている観葉植物の数々も、
私たち家族と同じ空気を吸いながら、(焼肉のにおいや、
お線香のにおいにむせながら?)呼吸しているんですよね。

植物や動物と会話ができる人もいるそうです。
ちょっと前までは「ほんと〜??」と思っていましたが、
最近細かく身の周りのものに意識を向けると、
会話はさておき、「生きている」ということを実感する瞬間が
あるのです。
でも、これが高じると、今まで当たり前に食べていた物を
食べられなくなるんですよね〜。
特に、動物。
ベジタリアンになってしまう可能性、大なのです。

最近、わたしたちの「心」も生き物なのだ、という文章を
読んで、なるほどと思いました。
だから、自分の心と言えども、思うとおりにならないんですね。
そして、日々思うことが変わってしまうわけです。
でも、心がある程度私たちの意識とは別に働いているおかげで
傷ついて弱ってしまった時も、時がたてば、いつの間にか
それを忘れさせてくれたり、だんだん元気にならせてくれたり
するのかもしれません。
自分の心も大切に扱わなきゃいけないんですね。

もちろん、体もです。
こちらはもう一般にもそういう言い方をするから、慣れても
いますが、これからは自分の体にも心にも感謝の気持ちで、
丁寧に扱ってあげるといいかもしれません。

それから、自分を取り巻く様々なもの達。
人間はもちろんのこと、衣服も、靴も、携帯も、住んでいる家も。
ともに「生きて」、支えてもらっていることを感謝したらいいかも
しれません。
そしてこまめにお掃除してあげるといいのかもと思います。
最近、私は車に乗る時に、「ベロちゃん(車の愛称です)、
今日もちゃんと走ってくれてありがとう」と言ってから出発します。
すると、ベロちゃんが守ってくれるような気がするんです。
…まあ、こんなこと考えたのは、ちょっと前に車をぶつけて
痛い目に会った(体じゃなくてお財布が)からなんですけどね…。

4月14日(月)
花冷えが激しいですね。
真冬のような気温…。でも、マフラーを巻くほどではないのが
救いです。やはり、「春の寒さ」なのでしょうか。

おかげさまで、ようやく私の体も快方に向かっております。
これを読んで、鼻に効くお茶を送って下さった方も
いらっしゃいましたが、そのお茶もしかり、あらゆることを
試してみたのがよかったのかもしれません。

食事に関しては先週書いたとおり、とにかく甘い物や
体を冷やす物を摂らないように心がけ、
朝起きたら、いつものストレッチや呼吸法に加え、
オットセイのポーズ(鼻を通します)やら、
イメージの中で病気を撃退する呼吸法をやったり、
鼻うがいができる注射器を買い込んで、毎朝毎晩やったり、
喉を温めたり、うがいを日に何回もしたり、
蓄膿症には葛根湯が効くという話を読んで、3,4日続けて
飲んだりしました。
そしてその甲斐あって、数日前から鼻声がとうとう
気にならなくなりました。これなら、久しぶりに会った人にも
開口一番、「あれ?鼻声?どうしたの?」と聞かれずに
すむことでしょう。
まだ完治ではありませんが、「治った!」と思った日は
嬉しくて、一日うきうきでした。

ひょっとしたら、精神的なものが大きいかもしれません。
うちのトイレのドアには、ダイアー博士の言葉の抜粋を
書いたものが貼られているのですが、その中に
「肉体には知性があり、自分が考えているとおりのものに
なる。」という項目があり、
「健康な肉体をつくるか病んだ肉体をつくるかは、
どんな心で生きるかによる。
溌剌として、愛情に満ち、健全で前向きな心を持てば
体もそれに応える。
癒しの力が働けば、なかなか治らない風邪が突然治る!」
ということが書かれています。

この2ヶ月間、その文を目にしながら、表面では
「治せる。治せる。」と思って来ましたが、心の底では
その気になっていなかったのかもしれません。
「その気になる」というのは、ものすごい威力を発揮します。
人間の能力は、思い込みを含めた「その気」にかなり
支えられていて、それによって成し遂げられることも
多いのじゃないかと思います。

先週のある日、公園を散歩していて、突然腹の底から力が
湧き上がってきて、「よし。治そう」と思ったんですね。
すると次の日にかなりよくなったのです。
そうなると、嬉しくなって、何でもできるような気になります。
人間はこんなにも健康であることが嬉しいのに、
健康な時には、そのことに感謝しないどころか、忘れてしまって
さえいるんですね。

でも、今回の病気には恩恵がありました。
本を数冊読んで、体を温める方法を知ったことと、わずかながら
ダイエットできたことです。
私は身長が高くないので、2キロでも増えると、腰や太ももが
でっぷりしてきて、見た目にバランスがとても悪くなります。
自分でも窮屈ですし。
が、いったんついてしまった肉はなかなか取れないのでは〜と
危惧していましたが、この食事療法で意外にもすんなり
体重が戻ったことと、やる気になれば、この際無駄なお肉も
取れそうだという意欲が沸いたことは拾い物です。

この春に、体型改造と体質改善を目指して、ちょっと頑張って
みようと思い始めている私。
暖かくなったことだし、皆さんも始めませんか?

4月7日(月)
数週間、いいインターバルで書いてきましたが、
一ヶ月坊主で終わってしまいました。
桜もすっかり散って、ふと気がついたら、街路樹がどんどん
青くなり始めているんですね。
種類の違う木々の花が次々に開き、気温も上昇し、
私たちの心を浮き立たせます。
お花見には行きましたか?
私は時間の許す限り、天候の許す限り、思いつくまま
あちこちの桜を見まくりました。
と言っても、主にうちの近所ですけどね。

それにしても、私の体はどうなってしまったのか、
ここ1ヶ月半というもの、ずっと鼻声です。
始めの数週間は薬を飲み続けていましたが、
何度か種類を変えても、全く効く様子がなかったので、
もう医者通いもやめました。
食事や適度は運動で、自然治癒力を高めるしかないと
思ったのです。
それからというもの、ダイエットも兼ねて、とにかく
体を冷やす食物(特になす科の野菜、なすやトマト)や
甘い物を遠ざけて、腹八分目を心がけ、しょうがや
にんにく、ねぎ、そのほか根菜類を中心に献立を
考えて食べています。
水もやたらに飲むのはやめて、もちろんお酒は
たまに寝る前の1杯の熱燗のみ。ビールは厳禁です。
外へ出るときはもちろん、就寝時もマスクを
手放せません。
おかげで、最近幾分よくなったとはいうものの、
まったく鼻が通っているわけではないし、
夜決まって7時ごろから咳をしたくて、胸が苦しくなります。
花粉症ではないと病院でも言われましたが、
このしつこい風邪は何なのでしょう。
こんなに食生活を変えても治らないなんて。

風邪はこじらすと本当に怖いですね。
でも、これは年齢による肉体の曲がり角なのかも、
とも思います。
お肌の曲がり角はもう何度も(?)通り越していますが、
内臓や体の機能の節目のようなものをうまく
乗り越えられなかったのかもしれません。
「去年とは違うと考えた方がいい」とボイストレーニングの
先生にも言われました。
年々変わる自分の体を常にチェックしておくのも
仕事の一つ。
この風邪を治すことももちろんですが、これを機会に
日ごろの手入れ方法も見直し、メンテナンスを怠らないと
いう誓いを自分にせざるを得ませんでした。

3月24日(月)
このところ、割と定期的にブログが更新できていると
思いませんか!?
別に一週間に一回じゃいばれるものではありませんけど(^◇^;)
これからも頑張りま〜す。

うちの前の桜はもう三部咲き。
きのうおとといの気温上昇に反応したのでしょうね。
あまり咲き急がないでほしいものです。
今日のように、冷たい雨も感じ、勇み足を抑えながら、
ゆっくりゆっくり開いて、私たちの目を楽しませてほしいですよね。

きのう、テレビドラマの撮影がありました。
私たちの経験上、初!の、なんとドラマで夫婦共演です。
それも上司と部下で(どちらが上司だと思います?)、
この二人の関係が結構ポイント。
いずれ詳しくお知らせしますので、今はこのくらいにして
おきますが、彼の方の馴染みの現場であったので、
事前にいろいろ教えてもらえて、ラッキーでした。

普段、やさし〜いお母さん役が多い(?)ので、
久しぶりに毛色の違う役をやらせていただいて
面白かったです。
そしてまた一つ、新しい現場を経験することができて、
勉強になりました。
私たちの仕事って、こうして、いつも知らない人と出会い、
初めての現場や作品に出会い、歩んでいくものなんだと
きのう、しみじみ考えました。
短いお付き合いに終わってしまうものも多いですが、
それはそれ。
流れるように進んで行って、振り返った時に、貴重な
体験や友を得た、と思えるようにしたいものです。

それにしても、今私は冬の間にうっかりつけてしまった
脂肪、特に下半身の脂肪と闘っております。
風邪を理由に、長い期間動かないで過ごした
つけでしょうか。
おやつ抜きでがんばっています。
全国のダイエット中のみなさん、一緒にがんばろうね!

3月17日(月)
春が本格的になってまいりました。
きのうの日曜日などは、東京では気温が20度もあったそうで
広場を駆け回る子供たちは早くも半袖姿が目に付きましたね。

が、うちはさっぱり元気のない家族と化していました。
一人は花粉症で熱っぽく、一人は二日酔い、もう一人が遊びに
行きたくて、叶わずにずっと読書。
花粉症は夫です。二日酔いが私なのですが、
それも金曜日のお酒が残っているなんて、情けない限りです。

けれど、それはとてもいいお酒でした。
この冬になんとな〜くお互いに誤解を持ちながら接していた関係が
ずっと気になっていて、ついにその人と話す機会が持てたのです。
話してみたら、やはり気持ちのすれ違い。
一人でいると、いろいろなことを考えてしまうものですが、
腹を割って話してみると、その人がいかに自分のことを考えてくれて
いたのかが分かって、申し訳なく、同時に有り難く思いました。

考えてみれば、その人とはもう15年以上ものお付き合い。
最初の頃はお互い若かったので、生の気持ちをぶつけ合うけんかも
しましたが、最近はいつの間にか二人とも「黙っていても
分かってくれているはずだ」と思い込み、伝えるべきものを伝えて
なかったのですね。
夫婦だって、言わなきゃ分からないことはたくさんあります。
だからこれからは、ここぞと思う時には「言葉を使う」ことをお互いに
約束して別れました。

雨降って地固まる、とはまさにこのこと。
また一つ人間関係のもつれが解消されて、ハッピーです。
そういえば、3月に入ってからもいくつか気になっていたことが
ばたばたっと解消されました。それも何ともあっけない方法で。
3月は私にとって「人間関係改善の月」でしたが、思ったよりも早く
どれもこれも改善されて、驚くと同時に感謝です。
相手方もやさしいのでしょうけど、今までのところも、ひょっとしたら
自分が思っていた以上に、ちゃんとした関係が築けていたと
いうことかもしれません。
そう思うととても嬉しく、またこれからもこれに甘んじず、周囲の
人々を大切にしていかなげればと心に誓う私なのでした。

3月11日(火)
今、日付を書いていて、母親の誕生日だということを
思い出しました。あとで電話しようっと。

今日は全国的に快晴に恵まれているのでしょうか。
東京も素晴らしくいいお天気です。
こんな日は花粉も張り切って飛んでいるそうですが、
私はやっぱり花粉症でなく、鼻風邪をこじらせているのでした。

もうかれこれ3週間になるでしょうか、この鼻声は。
内科の医者に「放っておいたら蓄膿になっちゃいますよ」と
言われて、しかたなくせっせと抗生物質を服用していますが
一向によくならないのです。

きっと何か体からのメッセージがあるのでしょうね。
確かにここ2,3週間、体を大切にしていませんでした。
そこで、きのうからまた運動開始。
風邪だからと休んでいたバレエのレッスンを再開しました。
バレエというのは、日本古来の踊りの特徴である、
下へ下へと下がるベクトルの反対、つまり天に向かう
踊りだそうです。
さすが、キリスト教が根付いている地方から生まれただけ
あって、そこにはきっと「神へ」とか「天にのぼる」とかの
イメージがこめられているのでしょうね。
だから人間がなかなかできないようなことをさせるのかも
しれません。
より高く飛ぶ、より早く長く回転する。

何が言いたかったかというと、バレエの先生いわく、
バレエは前向きな踊りなので、レッスンの後は気分爽快に
なるものなのだそうです。
確かに、胸を張って上を向いたり、天にかざした手を見たり、
そんな肉体の動作の、精神への働きかけは期待以上かも
しれません。
集中した後は、爽快な汗とともに日常が流れていることが
多々あります。

きのう、レッスンが終わったとき、ちょうど雨も上がって
ほんとに気分爽快でした。
しかし、鼻声は以前として続いたまま。
そこで今日は公園に出かけ、自然の息吹を感じつつ、
ひたすら鼻奥からばい菌を追い出す呼吸を実践。
それとともに、自分の鼻に「ありがとう」と呼びかけます。

人間の体はほとんどが水ですもの。
コップの水に「ありがとう」と言って、きれいな結晶を
作ってくれるのなら、この体内の水に「ありがとう」と
呼びかければ、きっと応えてくれるはず。
気のせいか、前より随分よくなったような気がします。
だって、私は恐ろしいことに気づいちゃったのです。
ひょっとして、この季節に一番楽しみにしている
沈丁花の香りがまったくしないのは、この鼻づまりの
せいだったのかと。
今日、公園に行ってみると、まだつぼみは固く、
どうやら準備ができていないのはあちらのようでは
ありましたが。


最近、私は佳川奈未さんの本にはまっています。
私と同世代の方で、たくさんの著書をお持ちです。
彼女の過去の話や、どのようにして今に至ったかを
読むと、ほんとうに面白いし、元気づけられます。
船井さんとの共著「超・幸福論」もとても面白く
読めました。
皆さんもぜひ読んでみてください。

3月3日(月)
おひな祭りですね。
そろそろ気温が上がり始めたようで、ほっとしてます。
沈丁花の香りはまだですが、早春のフレッシュな空気が
何ともうれしい季節。
そして私はいまだ風邪が治らず、鼻をずーずーさせてます。

きのう、おとといと神社めぐりをしてきました。
まず”おついたち”のお参りは、近くの神社と、井草八幡宮。
吉祥寺に程近い井草八幡宮は、森に囲まれた大きな、でも
とても素朴な神社です。
ここへ来ると、なぜだかいつも社の上に見える空は雲ひとつない
すっきりした青空で、大きく深呼吸すると気持ちがすっきりします。
うちからは往復1時間以上もかかりますが、ことあるごとに
来たくなる神社です。
ここにおまいりしている人々は信仰心が篤いのか、賽銭箱の
前でおじきをして、かなり長いことお祈りしている人が多いのが
印象的。

きのうは、山梨県まで足を延ばし、大好きな甲斐一ノ宮の
浅間神社まで行って来ました。
ここの神様は富士山の守り神でもある、木花咲耶姫(このはな
さくやのひめ)です。
美しくて才にたけた女神様だそうです。
そのせいなのか、神社のたたずまいがとても優しく、すーっと
受け入れてくれる感があります。
母の神様でもあるのか、お参りした後は、なぜかとても子供に
優しく接することができるのが不思議です。

実は最近、人間関係に悩み、ある人に見てもらったところ、
こちらへ行くといいと出たのですが、
ついでに日帰り温泉などにも浸かり、大満足して帰ってきた
ところ、嬉しいメールが届いていたりして、効果てきめんでした。
コインが一つもなかったから、ええいと思って、千年札にした
からかなあ?いやいや、お金で買える神様のお心では
ありません。
(でも、お願い事をするときは、新札をそっと箱に滑り込ませる
というのが礼儀らしいですけどね。)

見えないものをどこまで信じるのかは、とても個人的なことです。
私もこんなふうに書きながら、果たして本当に神社の神様に
願いが届くのか、つい最近まで半信半疑でした。
でも実際、その場へ足を運んでみると、「気」を感じる場所は
確かにあり、霊感などいっさいない私でも、「ここはきれい。
気持ちがすっとする。」というのは明らかなのです。
「気がいい」場所に行くということだけでも、
時間やお金をかける価値があります。
ましてや、そこに自然がいっぱりだったりすると。

きのうはあいにく、富士山が雲に霞んで見えませんでしたが、
新鮮な空気をたっぷり吸って、このうえなく幸せな気持ちに
なりました。

ところで「一瞬の風になれ」はご覧いただけましたか?
いいドラマでした。
高校生の時の部活を思い出しました。
今思うと、なんであんな辛いこと、一生懸命やってたんだろうと
思いますが、それが青春っていうものでしょうか。
そして横にはいつも仲間がいる。
いいなあ。爽やかだなあ。
若者達の懸命な演技にも感動してしまいました。
あの寒さの中、よくやった…!
同業者でもあり、共演者でもあるのに、私はテレビの前で
思い切りもらい泣きをしてしまいました。

何でも、「一生懸命」はいいことです。
私もこれからの人生すべて、「気持ちのいいこと」
「一生懸命」「明るさ」「幸せ」、そんなもので満たしていこうと
再決心してしまうのでありました。

2月25日(月)
公演が終わって、ほぼ10日。
私はただ風邪をひいている、という状況です。
それが少しずつ少しずつ悪くなって、今日は朝から
唇が熱を持っていると感じられるくらい、鼻が詰まってます。
咳も出ていて、症状からは、風邪以外の何物でもないと
思われますが、友人は「花粉デビューなんじゃない?」と
にやにや。

今年は凄いらしいですねえ。
うちでも子供が真っ先にやられたようで、朝はくしゃみの
嵐です。
ヨーグルトがいいと聞いて、ここ数日一日2回も与えてますが
実際どうなんでしょう?
そして対策はやはり、つるつるの上着やゴーグルやマスクと
いったことになるのでしょうか?
私は花粉症の辛さは味わったことはないのですが、もし今の
この風邪が5月まで続くと考えたら、憂鬱ですよね。
何とかしてやらねば、と思います。

今日から4夜連続で「一瞬の風になれ」が始まります。
主人公のお母さん役で登場していますので、どうぞご覧に
なってくださいね。
今も寒いですが、撮影のあった1月は酷寒で、朝早くから
タンクトップと短パンで走っていた若者達はほんとに大変そう
でした。でも、その頑張りが「一瞬の春風」になって、観てくれる
方の心に吹くといいなと思います。そんなドラマです。
お楽しみに!

2月18日(火)
終わりました。俳優座劇場での「ちいさき神の、つくりし子ら」
ご覧いただけたでしょうか?
私は今回、主役のサラの母親役で、そう出番もなく、
台詞も少なく、筋肉痛もなく終わりましたが、
この戯曲は凄くよく書けてるなあ、と毎日思っていました。
テーマが深い!
だからやりようによって、どんどん深くなって、様々なイメージを
伝え、また見る人にも抱いてもらえるような構成になってると思います。
芝居ですから、ご覧になった方には、いろいろな感想があるでしょう。
出演者、その演技、美術、衣裳、演出、音楽、字幕に関して、…と
いろいろなことをお思いになるかと思います。
私も、もし私が演出だったら、などと思いながら見ていたことも
ありました。
それほど、想像力をかきたてる構造でもあります。

今回、私にとってものすごい収穫だったのは、ろうの方達との
出会いです。
なかでも大橋ひろえさんは、ご自身の著書の本を読んでから、
「尊敬」に値する人になってしまいました。
彼女のものごとに立ち向かっていく姿勢には、頭が下がります。
五体満足、耳も声も使える私は、今まで一体何をしてきたんだろうと
いう気にさせられます。
彼女の書いた本、「もう声なんかいらないと思った」(出窓社)を
是非、読んでみてください。

今回、ノーマン夫人を演ずるにあたって、ろうの子を持つ母親の
奮闘記を数冊読みましたが、どれもが感動してしまう本でした。
思ったとおり、というか、予想以上に、ろうの子も、その母親たちも
がんばっているのです。

これから、彼女達の人生は、まだまだ自分で切り開かなきゃいけない
ことばかりかもしれません。
でも、神様はその試練を与え、そして彼女達も生まれる前に
今世はろうの人生を歩み、そこから学ぶことを決めて、
この世に生れ落ちてきたのでしょう。
だからきっとどこからか途方もない力が生まれてきて、
岩をも動かすことができるのに違いありません。
そんな人生に立ち向かっている彼女達に祝福あれ!
心から応援したいと思います。
HPにも遊びに行ってみてください。

2月14日(木)
ああっ、今日はバレンタインデーじゃないですか。
ふふふ、でもちゃんと対策してますよ、この私も。
現在の職場である、六本木俳優座での「ちいさき神の、
つくりし子ら」の座組でも、ちゃんと女子を募ってチョコを
用意し、今日男子に渡す予定です。
家庭用もオッケー。おととい、スーパーで((^◇^;) )かわいい
包装紙のチョコを買っておきました。
なんかすべてが義理チョコになっている感の私。
こんなことではいけない…。ますます恋愛ドラマが遠ざかっていく…
などと一人で思ったりしていますが。

さて、「ちい神」も残すところ、あと3日となりました。
早いものです。
幕を開けてからのスケジュールがたてこんでいたので、
必死にこなしているうちに気がついたら、もうおしまい。
とは言っても、私は今回出番も多くなくて、比較的ゆったりなのですが。
それでもやはり出ていないところも、耳だけはモニターを
追いかけて緊張している状態ですから、神経は使っているのか、
ちょっと帰りが遅くなるだけで、翌朝目覚めがすっきりしません。
でも、きのうは出産してから何度目かの、本番終了後の飲み会に
参加しました!
稽古中もほとんど参加できず、初日打ち上げもそこそこにして
帰ったので、やっと皆とビールが飲めて落ち着きました。

お芝居はほんとにぜいたくですね。
こうして、長い時間をかけて作品を練って、何度も練習し、
皆とコミュニケーションし、板に乗せる。
お客様にわざわざ来て頂いて、お金を払ってもらい、時間を割いて
頂く。
そして緊張し、頑張ったごほう美のお酒。
ほかのどのジャンルより、ぜいたくです。
だからこそ、いい作品を作らなくちゃいけないと、最近ますます
思うようになりました。
残り3日、どうぞ皆さんも来てくださいね。

2月5日(火)
節分も過ぎ、もう暖かくなるのを待つだけですね。
大雪の後は、少し寒さがやわらいだようで、ほっと一息
です。

今日は休み!
何日ぶりの休みでしょう。きのうから嬉しくて、それだけで
疲れが飛んでしまった気がします。
子供を見送った後は、好きなだけ寝てやろうと決めていたのに
しなきゃいけないことも山積みだし、それにもまして今日は
すてきに晴れてるし、たったの45分しか眠れませんでした。
それでも体は軽い。不思議なもんですね。
ひょっとしたら、きのう最終稽古の後、皆と軽く行った焼肉屋
さんで飲んだ、朝鮮人参酒が効いたのかもしれません。
朝、自分がとても人参くさかったような気がします。

さてさて、いよいよ3日後に本番です。
芝居はきのう、最後の踏ん張りで、また一つ、
レベルが上がったようだし、
後は体調を崩さずに千秋楽までひた走り。
どうぞ皆さん、俳優座まで足を運んでくださいますよう、
お願いします。
1月28日(月)
一週間で更新を目指してますが、なかなかうまくいきません…。
今月は過密スケジュールですが、今日こうして書けるなんて
奇跡のようなんです。

なぜか稽古が夕方からになったので。
さきほどテレビで仕入れた、変わり卵酒なるものを作って
ゆっくり飲みながら書いてます。
幸せ〜。
熱してアルコール分を飛ばすからと言っても、お酒はお酒。
お腹がかーっと温まり、なんともいい心地。
いいのかなあ。いくら稽古が夕方からになったからって…。

先週で映画の撮影が終わりました。
わずか5日間くらいの撮影だったのですが、運の悪いことに
娘の学校公開週間と重なり、月曜日以外は全部早朝から
現場集合だったために、一度も授業を参観できませんでした。
そして、この寒い中、撮っている映画はと言えば、
(詳しくはまた後日書かせていただきますが、)
佐藤浩市さん主演のちょっと変わった刑事もの。
ドキュメンタリータッチで撮りたいという監督さんの要望に
応えるため、何度も何度も同じ演技を繰り返し、
なかなか大変な作業でした。

でも、浩市さんはかっこよかった(^_^)
夫が「あいつはナイスガイだ。好っきやねん。」と断言する
くらいですから、期待してましたが、期待以上でした。
やさしいし、仕事に真摯だし、ファンになってしまいました。

この仕事は大変なことも多いですが、
こうして人に会える機会に恵まれてるのが素晴らしいことです。
ついでに某・有名人の家というところがロケ地だったり、
初めての出会いがたくさんで、楽しみがいっぱいあります。

さあ!あと3日ドラマをやったら、もう舞台の初日は目の前。
がんばりまーす。

1月16日(水)
新年のご挨拶をしてから、もう半月もたってしまいました。
ごぶさたばかりで、ほんとにすみませ〜ん。
おかげさまで、上杉もきのう、青山円形での公演を無事に終える
ことができました。
たくさんのご来場、ありがとうございました。上杉に代わって
お礼を申し上げます。

私の方も、実は数えてみると、もう20日くらい稽古しています。
この調子では、あっという間に2月になり、あっという間に
初日になってしまうのでしょうね。ま、芝居っていつもそんな
調子なんですが。
今回は、間に映画やらドラマの撮影やらがたてこんでいて、
朝「今日は何だっけ?」と思い出すこともしばしば。
年を取ると、そのへん大雑把になってきますね。え?
私だけ?うーん、そうかも。
もともと大雑把な性格が、ここに来てさらに加速度的に増して
いるような…。

でも、年を取るのっていいなと最近、思うようになりました。
きっかけは、今年もらった年賀状。
もう何年も会ってない、大学時代の友人からですが、
「最近、楽しい。年を取るのっていいね。」と書いてあったこと。
お肌のたるみなんかを気にしていた私は、一瞬「へー」と
思いましたが、ここ2,3日いろいろな場面で思い返してみると
なるほど、同感することがたくさんあるのに気づきました。

稽古場で、自分の出ていないシーンを見ていても、
以前見えなかったことが見えてきたり、ものごとの「理解度」が
増しているのに気づきます。
それから、楽になったこと。人としゃべっていても、自分をよく
見せようと構えることが減ってきました。
「笑われてもいい」って思うので、楽なのです。
あんまり行き過ぎて、女を捨てたおばちゃんにならないように
気をつけようとは思っていますが…(^◇^;)

十代の頃から、成人の日は私にとって、
その年の展望を考える日になっていました。
外の寒さがちょうどよく気持ちを内に向かわせて、
自分を見つめ直すのに格好の季節なんですね。
大晦日や元旦は忙しいし。
今年は2日過ぎてしまいましたが、今日は休みで、久しぶりに
呼吸法もできたし、内面を見つめるよい機会を持てました。

今年の私の目標は「とにかく明るく、まわりにやさしく、
日々のできごと・出会った人々に感謝しながら働くこと。」
でしょうか。
数年前から同じようなこと言い続けてますが、今年は
いい感じでできそうな気がします。
やはり、ここまで来るのに、何もムダなことはなかったんだと
確信します。
「何て無駄なことばかりしてるんだろう」と思ってしまったときも
たくさんありましたけどね。

だから、皆さんも自分を信じて、周りを信じてやっていきましょう。
まず自分がやること。変わること。
今度の芝居にも、「お互いを変えようとばかりしていた」ことに
気づいた人たちが出てきます。
相手を変えようとしても、苦しいばかり。
まず、自分なんですね。

とりとめもなくなってしまいました。また次回。

1月1日(火)
あけましておめでとうございます。
今年も上杉祥三、長野里美およびトレランスを
どうぞよろしくお願いします。

さっそくですが、トレランスとしての久々の活動、
FMシアターの「嘘と真実(まこと)」をどうぞ
お聞き逃しなく!
外部出演情報にもアップしておきました。

今年も、日々すべてのことに感謝し、
周りの人々にやさしく、明るく、大らかに接し、
宇宙の無限の愛を感じつつ、謙虚に生きて、
ますます精進していきたいと思っています。
そして、二人とも、自分の本分の領域で力を発し、
「与える」精神で、人々を楽にし、自分の使命を
まっとうしたいと考えています。

自分の使命が何なのか、それはいまだに形を持って
分かっているわけではありませんが、やはり
今携わっている仕事を一つ一つやり遂げていったところに
見えてくるのでしょう。
早くその域に達したいと思います。
自分が働くことで、周りの人を「楽」にしてあげられるところに。
「はたらく」ということの語源は、「傍(はた)」が楽になると
いうそうですから。

と言うより、その域に達したいというよりも、今がすべて
なんでしょうね。
今、与えられた仕事をまっとうする。
今、与えられた環境で輝く。
だんだん私にも分かってきました。
仕事始めは5日からですが、役者の仕事は一年365日。
台詞を覚えたり、役について考えたり、
お正月休みで、ぼんやり子供をトランプしているようでも
頭の中は働いているようでなくっちゃね。

では、また。
皆さんは食べすぎ、飲みすぎにご注意を!
初詣にはどうぞお出かけくださいね。
今年も素晴らしい一年になりますように。



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